住みやすく緑あふれる風景が魅力の南武線の駅。人気の高さから満床の施設も数多くあります

駅の近くには緑ヶ丘霊園があり、霊園関連のお店がめだちますが、緑ヶ丘霊園は現在ではお花見などにも利用される自然あふれる公園としての役割を果たすようになっています。多摩川にもほど近く、緑豊かな丘陵地に住みやすい住宅街が広がる駅となっています。
津田山駅を通る南武線は、川崎市川崎区の川崎駅と、東京都立川市の立川駅を結ぶ鉄道路線です。途中駅には、武蔵小杉駅、武蔵溝ノ口駅、登戸駅、稲田堤駅、府中本町駅、分倍河原駅などがあります。武蔵溝ノ口駅からは東急田園都市線・大井町線の接続も容易です。
1面2線を有する地上駅で、ホームと駅舎が鉄道を跨ぐ跨線橋で接続されています。1番乗り場は南武線の上りホームとなっており、武蔵溝ノ口・武蔵小杉・川崎方面が発着しています。2番ホームが下りで、登戸・府中本町・立川方面が利用可能となっています。現在はみどりの窓口は閉鎖されていますので注意しましょう。
津田山駅の位置する高津区は、再開発に伴い川崎市中部の商業地として発展を続けていますが、この地域でも高齢者の人口は増加しています。川崎市全体で実施している福祉サービスの向上運動に高津区も積極的に取り組んでおり、小学校ふれあいデイサービス事業といった小学校との交流を組み込んだサービスなども実施しています。また、高齢者特別乗車証明書を発行してバスの運賃を助成するなど、高齢者の生活補助に力を入れている地域です。整った住環境や都心に近いながらも緑あふれる立地も魅力の一つですが、官民一体となった高齢者サポートの推進により、高齢者の方にもすみやすい街づくりがなされています。
住環境の良さ、金額の手ごろさ、アクセスの良さなどから住宅地だけでなく、老人ホームの立地としても人気のあるエリアで、公的な介護施設は満床のことが多くなっています。入居一時金にもよりますが、介護付き有料老人ホームは月額20万円から40万円前後が多く見られ、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームでは、もう少し低い金額から探すことができるようです。もちろん高級施設も存在し、サービスに設備に安心のサポートを受けることも可能となっています。どこまでのサービスを必要とされるのか、ご予算と相談しながら施設に問い合わせすることをお勧めします。