緑豊かな国立市の個性をまさに体現しているエリアです

駅の周辺は、公共の施設や緑豊かなエリアが散在しており、高齢者に取って居心地が悪い場所ではありません。矢川駅は、国道20号線と都道256号線に比較的近接しています。日常的にこれらの道路を外出に使っている住民はかなり多い模様です。バスについては、駅前や近辺に合わせて4ヶ所設置されていますが、路線の運営元はすべて、小田急バスグループの立川バスが管轄しています。
矢川駅はJRの南武線の管内にある駅です。終点となっている立川駅と2区間しか離れていないため、毎日の通勤や通学はもとより、どこへ行くにしてもまず立川駅を経由する住民はかなりの割合に達します。立川駅では中央線と青梅線へ乗り継ぎできる上に、多摩都市モノレール線への乗り継ぎも難しくないためです。このほか、3~4区間離れた位置にある分倍河原駅や府中本町駅も重要な経由地となっています。前者では京王線に、校舎では武蔵野線に接続しています。
矢川駅が所在する国立市は、ベッドタウンとしての役割が強い自治体ではないでしょう(もちろん、都心部へ通勤する住民はとても多いのですが)。ただし人口増加が途切れることなく続いており、その影響から少子高齢化の動きは急激ではありません。特別養護老人ホームや老人保健施設のような行政が主導する施設への人気が依然として根強いのですが、待機者の問題が高確率で発生しています。
矢川駅の場合は、近距離圏から遠距離圏まで距離に関係なく介護付き有料老人ホームの宝庫になりつつある様子がうかがえます(まだ、軒数そのものについては需要に比して大きく不足しているのですが)。住宅型有料老人ホームについてもその動きに追随していることも注目に値する事実でしょう。周囲の環境に合わせて、豊富な樹木を敷地内に植え込んでいるところでいっぱいです。
料金体系に関しては、入居一時金および月額使用料が契約内容に応じて変動するパターンに該当するところがほとんどです。そんな中で、ごくまれにどちらの料金も固定制となっている施設が混ざっています。そのような施設の場合は、格安のコストで入居できる確率が高いでしょう。