まだ新しくてピカピカの駅。周りに介護施設は多めです

西府駅が開業したのは2009年の3月です。誕生してからまだ日が浅い駅のため、構内全体が明るく、最新式の設備がそろっているのが特徴です。この場所に駅をつくるという計画は終戦直後からあった模様ですが、具現化したのは昭和の末期になってからでした。
駅がある場所は、市内西部に広がる住宅地。駅の西側から出ていただくと目の前に市役所の出張所があり、その向こうにはNEC府中事業場の巨大な敷地が広がっています。
電車の他に、車の通行も活発なエリア。マイカーやタクシーを用いてお出かけの場合は国道20号線や都道17号線・18号線、さらに中央自動車道へのお乗り入れが簡単にできます。駅前にて路線バスをご利用の場合は、京王バスグループの路線をお使いいただけます。
西府駅はJRの南武線に所属する駅。快速列車は停車しないので、快速への乗り換えは、隣接する分倍河原駅を利用します。この分倍河原駅は、京王本線へのお乗り継ぎができる駅でもあります。
分倍河原駅のとなりの府中本町駅では、武蔵野線のご利用が可能。反対方面では、4区間先に終着駅である立川駅があります。立川駅では中央線および青梅線、それから多摩都市モノレール線のご利用が実現します。
長い間地域からの要望を受けて、発足した西府駅。このため駅の利用率は、開業以来着々と上昇しています。1日当たりの乗客数を計算しますと、7000人を超えたのは2010年でした。その翌年に8000人を超え、さらに2年経過すると1万人に到達しました。ただし2015年は前年とほとんど変わっていないので、今後は横ばいに転じていくと予測されています。
西府駅の近隣では少子高齢化がかなり前から進行しているため、介護施設は以前から建設が進められており、ご入居先を探すことに適しています。駅から2km圏内に区切っても、かなりの施設を見つけられるチャンスがあります。
施設のジャンルに関しては、グループホームおよびサービス付き高齢者向け住宅の軒数が目立ちますが、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームも少数点在しています。安価な施設をお探しの場合、月額使用料については20万円以内からが相場ですが、入居一時金については施設ごとの差が大きい模様です。