荒川や隅田川の沿岸で、リラックスした生活を

北赤羽駅のそばは荒川や隅田川が流れていることから、東京水辺ラインの発着場にも時間をあまりかけずにアクセスできます。水上バスでクルージングを楽しむこともときには可能でしょう。
基本的に、北赤羽駅の周囲は交通インフラが集中しています。都道311号線と447号線が通っていますが、特に前者は駅のロータリーを介して駅と近接しています。ロータリーにはタクシー乗り場がありますから、タクシーの利用は快適に行えます。バスについては、国際興業グループが10数本の路線を運行しています。
北赤羽駅は現在、JRの東北本線の配下にある駅です。ただし実際には埼京線の一部を形成する駅となっています。埼京線はどうしても都内方面に乗り換え場所が偏っていますが、北赤羽は赤羽駅と隣接しています。すぐ隣に、京浜東北線や宇都宮線、高崎線など豊富な乗り換え先を持つ駅があることは、大きなアドヴァンテージでしょう。そして赤羽駅から大崎駅までの区間は、十条駅を除外してすべての駅が何かしらの乗り換え先を持っています。
北赤羽駅の利用率は、1990年代は安定感を欠いていました。しかし世紀の変わり目を境にゆるやかな上昇傾向に移行しています。2007年以降は継続して1日ごとの乗客数が17000人台を維持しており、しばらくの間この状態は変わらないだろうと推測されています。
北赤羽駅の周囲は、高齢者にとって住み心地のよい土地ですがまだ介護施設が足りている状態ではないようです。駅に近いエリアになかなか施設が増えない点に関しては、致し方ない面もありますが(その点は、全国のどこでも解決が簡単な課題ではないためです)。
ただ北赤羽駅周辺の場合は、施設の分布や軒数に関して駅からの距離にあまり縛られていないという特徴があるといわれています。特にグループホームやサービス付き高齢者向け住宅、もしくは介護付き有料老人ホームについては、駅から近~中距離で見つけやすくなってきました。