駅からとても近くて、とても安い施設も数軒見つかります
もともと駅の周囲は市の再開発計画の対象エリアであり、いったん停滞していた計画に再びはずみがつく形になりました。数年後の開発の成功が待ち望まれる一方で、埼玉高速鉄道線の延伸プランなども以前から存在しており、そう遠くない将来に、もっと使いやすいエリアに変貌を遂げている可能性があります。
駅の東口と西口にはバス乗り場がつくられ、かなりの本数が毎日乗り入れています。特に西口は、全体的に広く使いやすく生まれ変わったばかりのため、待っているだけでもだいぶ快適になりました。バスの運営元は国際興業・朝日自動車・丸健自動車で占められています。
幹線道路を使いたいときは国道122号線と県道3号線などがいい足がかりになるはずです(後者は、商業施設が沿線に並んでいるため普段から立ち寄る機会が多くなっても不思議ではありません)。
蓮田駅は、JRの東北本線~宇都宮線の管内に所属する駅です。下り方面に向かうと、あまり乗り換え先が多い駅は出てきませんが、上り方面となると話は別です。3駅離れた大宮駅を皮切りに、東京駅までほとんどの駅で乗り換えられる路線がいくつも見つかります。ロケーションの関係で、京浜東北線や湘南新宿ライン、また東北~北陸方面に向かう新幹線と接続する駅でいっぱいです。
この駅の利用率は1990年代と比べると落ち気味です。平成の初期には、1日ごとの乗客数が連続して25000人近くになった時期がありましたが、2004年以後は22000人をずっと下回ったままです。
蓮田駅は、介護施設探しがうまくいかなくて悩んでいるよその地域の住民からすると、驚くほど恵まれているエリアです。駅から徒歩10分以内で行けるような便利な位置に、何軒も介護施設が運営されているからです。しかも施設のタイプについてはバラバラなため、希望者が好きな施設を選びやすくなっているのです。
それくらいの近場に、低額の施設・高額の施設どちらも存在するという点もまた入居希望者の需要をじゅうぶんに満たしてくれる傾向でしょう。定員に達する施設が続出しないうちに、早めに施設の見学や体験入居をはじめたほうが正解でしょう。