パノラマ
昭和の下町らしさを、至るところで感じ取れます
葛飾区内には、下町の情緒を残す区画をはじめ由緒正しい言い伝えを持つ土地がいっぱいです。江戸幕府八代将軍の徳川吉宗が主役となる伝承で知られるお花茶屋駅の一帯も、21世紀に入った現在もなお、よその土地ではとうに見られなくなった懐かしさを感じさせてくれる街並みが広がっています。区営の「郷土と天文の博物館」に行くと、その点を掘り下げて知る機会を持てるでしょう。お花茶屋駅は市役所などに近いという立地条件の良さもあり、区内各地からいつでも人の流入が続いています。したがってたいていの物資やサービスは簡単に取得できるようになっています。そして、曳舟川親水公園に近い点も大きな特典でしょう。長年の水質改善の努力が実ったために、この公園は清浄なせせらぎや草花の美しさを楽しめる憩いの場となっています。お花茶屋駅のバス事情をここで説明しましょう。京成バスグループの活動が目立つエリアですが、区営のコミュニティバス（日立自動車交通が運行をつかさどっています）の路線も増えています。駅前はあまりスペースがありませんが、東側にはロータリーがつくられています。お花茶屋駅は、京成本線に所属する駅です。各停以外の列車はまったく停車しませんが、すぐ隣にある青砥駅でスカイライナーを除いたあらゆる列車が停車するため、隣駅を上手に使うことが生活していく上での知恵となりそうです。この青砥駅は、押上線への乗り換えを行う場所を兼ねています。青砥駅の隣にある京成高砂駅で下車すると、金町線や成田空港線、そして北総線の乗り継ぎを実行できます。お花茶屋駅の利用率は、1990年代に継続的に低下していました。それがストップしたのは2000年代中ごろのこと。2005年は１日平均の乗降客数が３万人以上に戻った年です。その後は３万～３万2,000人の間で増えたり減ったりを繰り返しています。お花茶屋駅の近所に介護施設を確保したいなら、一生懸命駅に探したほうがよいエリアは駅から２キロ圏内となるでしょう。運が良いときなら駅から数百メートルという絶好の場所で手ごろな施設に出会えるチャンスもゼロではありません。施設のタイプに関しては、介護付き有料老人ホームとグループホームのどちらかがいちばん頻繁に見つかる種類だと思われます。その２種類を追うように増えているのが、おそらくサービス付き高齢者向け住宅でしょう。施設の月額使用料については、安ければ15～25万円くらいで契約できるチャンスがあります。 画像の一部はwikipediaから引用しています
