イメージよりは、意外とお手頃な価格で入居可能な介護施設も
世田谷線は三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ東急の軌道線。三軒茶屋駅から出ている線で、本数も多く、下高井戸方面に向かう時に重宝する線です。田園都市線は、上りは渋谷や春日部方面へ。下りは二子玉川方面に向かいます。
三軒茶屋駅から東京駅に出る場合は東急田園都市線準急の久喜行に乗り渋谷へ。渋谷から地下鉄を乗り継げば30分程で東京駅に着きます。
2013年の1日平均乗降人員が約12.8万人でした。年々少しずつ増加中です。また、駅はバリアフリー化が進み、車イス用のスロープや多機能トイレなどが揃っています。
三軒茶屋エリアにはJRだけでなく路線バスも様々走っています。目黒行きの東急バスや玉川通り行きの小田急バスなどが市民を乗せて走っています。これらは三軒茶屋駅にも乗り入れていますので、バスと電車を組み合わせて通勤や通学が出来る便利さがあります。
三軒茶屋エリアはアーケード街や商店街がいくつもあり、昔ながらのその町並みを愛する方も多く、この「世田谷の下町」にはお年寄りも多いのが特徴です。また、昭和女子大学が近いため、駅周辺は学生で賑わっています。さらに「三茶de大道芸」などのイベントもコンスタントに実施しているため、毎年多くの人が三軒茶屋に訪れているのです。
下町風情のある町ですが、駅のすぐそばにはキャロットタワーという大きな商業ビルが建設されました。このタワーからは世田谷線に直結しており、田園都市線にも地下通路で直接行けるようになっています。このタワーのお陰で駅周辺は益々便利になり、ランドマーク的存在になりました。
環境的には緑豊かな歩道や有名な世田谷公園などがあり、大勢の方がジョギングや散歩を楽しんでいます。介護付き有料老人ホームに入居しても、お散歩イベントなどがありますので、時には下町散歩などを楽しむような、ゆったりとした生活が送れると思います。
三軒茶屋駅のエリアには、介護付き有料老人ホームやグループホームなどがあります。介護付き有料老人ホームは場所柄もあり、利用料がどうしても高額になります。その点グループホームは入居時の頭金が20万円程度、月額利用料も20万円未満で収まるプランもあり、世田谷区にしては低料金で入居出来ます。満床の場合も多いようですが、認知症の方は入居申し込みだけでもしておく価値があるでしょう。