グループホームが駅の周りで何軒もオープンしています
駅ビルにはビックカメラや小田急ホテルほか、数々の商業施設が入居しています。もともとバブル景気の時代から駅前や駅近辺の開発がたびたび行われており、「ぶらつくだけでもうきうきする」とよくいわれるエリアになっています。
そのころからバスターミナルの改築や増設にも多額の予算がかけられるようになり、今では北口・南口双方にたくさんの都市バスが乗り入れています。神奈川中央交通が大部分の路線を担当していますが、高速バスについては京浜急行バスや形成バスが管轄する路線が混ざっています。
現在の相模大野駅は、小田急小田原線と江ノ島線が接続する駅です。前者に関しては隣に町田駅があり、この駅を凌駕しそうな繁栄ぶりを見せています。町田駅ではJRの横浜線への乗換えが実現します。少し離れた新百合ヶ丘駅(多摩線へ接続)や海老名駅(JRの相模線・相模摂動の本線に接続)も、近さと便利さを両立している駅といえるでしょう。
江ノ島線については相模大野駅は「厳密には発着駅とはカウントしない」という考え方が一部にありますが、大和市・藤沢市を通る間に中央林間駅(東急田園都市線に接続)や湘南台駅(横浜市営地下鉄ブルーライン・相模鉄道いずみ野線)など、多数の駅を通過します。
相模大野駅の利用率は年々上昇しています。1日あたりの乗降客数に関して、2004年に11万人を、2007年に12万人を初めて突破しました。2009年・2010年連続して12万人を割ったものの2012年には再度12万人を超えています。
昨今の相模大野駅の近隣では、グループホームの進出がしばしば耳目を集めています。数が増えているからだけではありません、どんな場所にあっても一定以上の水準でサービスを提供できる点が、幅広い方面からの信頼を集めていると推定されます。入居費用に関しても、どんな場所にあってもそれほど高くならないというパターンも(もちろん、絶対というわけではありませんが)あります。認知症が認められる場合ならおすすめです。
グループホーム以外では、住宅型有料老人ホームや高齢者住宅の地域社会への浸透ぶりが要注目でしょう。地域のケアマネージャーに話を聴いた上で、見学を申し込むのが妥当です。