パノラマ
グループホーム＆介護付き有料老人ホームの質・量が優秀です
川崎市には、都内や横浜などの大都市のためのベッドタウンが各地に展開しています。麻生区内にも大型の団地がたくさん建てられてきました。「百合丘団地」は、その先駆と呼べる存在ですが、この団地の建造と前後して設営されたのが、小田急小田原線の百合ヶ丘駅です。開業からしばらくの間は、この駅の周囲は川崎市内でも発展が目覚ましいエリアの一部に数えられていました。その後、隣に新百合ヶ丘駅が誕生したことで産業の中心はそちらに徐々に移行するようになりました。最近の百合ヶ丘駅の周辺は、だいぶ落ち着いた雰囲気で統一されています。
小田急線の管内にある駅のため、小田急バスがこの駅の前および近くを通る県道3号線沿いに停留所を設置しています（小田急バス以外の事業者は、目下参入していない模様です）。
現在の百合ヶ丘駅は、急行列車などが停車する駅ではありません。しかし隣の新百合ヶ丘駅では、あらゆる種類の列車が停車するためその点はたいしたハンデにはならないでしょう。多摩線への乗り換えが可能なことや、唐木田までの直通運転が行われていることなども「隣駅でいったん下車する」というパターンを増やす結果となっています。さらに少し先へ行くと、町田駅・相模大野に出くわします。前者ではJRの横浜線に接続していますし、後者では小田急江ノ島線への乗り入れが簡単にできます。
百合ヶ丘駅の利用率は、20世紀を通してじりじりと低下していた経緯があります。ただし顕著な低下傾向は世紀の変わり目と同時に終焉を迎えました。この10数年を振り返ると、あまり変わっていないことが確認できます。1日あたりの乗降客数は、もう10年以上の間20000～22000人の間で小刻みに変化する程度です。
百合ヶ丘駅の近隣で介護施設を探すことは、今だったらそんなに難しいことではありません。駅から3キロくらいの距離で設定すれば、いろいろな施設を探し出すことができますし、1キロ以内で見つかる数もごく少数とは限りません。
施設のタイプに関しては、グループホームと介護付き有料老人ホームの2種類が圧倒的に多く、このどちらかに関心がある場合はおそらく見学や体験入居をするところを選ぶときに不自由しないでしょう。サービスの内容や料金システムなどについても、好意的な意見が相次いで寄せられています。少し離れたところに便利な商業施設や公的機関などが集中しているという立地条件が、施設のよさをさらに後押ししています。
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