見どころのある介護付き有料老人ホームの宝庫です

しかしこの遊園地が消滅してからもこの駅の利用価値に衰えはありません。川崎市多摩区の中心地区へ向かう足がかりという大きな役割を立派に果たし続けています。特に行政機関の充実ぶりや、駅前から延びる商店街のにぎわいなどには目を見張るものがあります。
また、区画整理が長年継続されているエリアが一部に存在し、風景や設備が少しずつ進化しているという一面があります。駅の南口には専修大学・明治大学などのキャンパスが置かれているため、学生が歩道を歩く姿がよく目撃されます。
駅の北口・南口には発達したバスロータリーがつくられています。神奈川中央交通・小田急バス・川崎市交通局・東急バスと、この地にゆかりの深い事業者が名前を連ねています。近隣のあらゆる方角に気軽に行ける路線が見ものです。
向ヶ丘遊園駅は、小田急小田原線の中では、準急と区間準急、さらに急行列車が停車する駅です。その点だけでもだいぶ優遇されていますが、すぐ隣に登戸駅があることを忘れてはいけないでしょう。1区間乗車するだけで、JRの南武線にあっさりと乗り換えできてしまうのです。下車せずにそのまま乗っていると、豪徳寺駅が見えてきます。この駅で下車すると、東急世田谷線への乗り継ぎを実行できます。
テーマパークやアミューズメントパークの最寄り駅は、その施設が閉園してしまうと急激に利用率が低下することはまれではありません、しかしその法則は向ヶ丘遊園駅に関する限り、無関係のようです。1日平均の乗降客数の推移を参照すると、閉園から数年してから少しではあるものの、増加に転じているのです。近年は64000~66000人程度の数値になることが多いです。
向ヶ丘遊園駅の周囲で介護施設を探すときの最大の恩恵は、あまり駅から遠ざからなくてもよいことかもしれません。至近距離に限定して探すことはさすがに至難の業ですが、3キロ以上離れなくてもけっこうな施設数を検索時に確保できるのです。
その中でも介護付き有料老人ホームは、ユニークな特徴を備えているところが続々とオープンしており、宝庫と呼んでもよいくらいです。いずれにしてもバスが非常に便利なエリアですから、どんどん見学に行ったほうが「話が早い」でしょう。