近年、乗降客数が急上昇。沿線の人口増も手伝って介護施設も増加の一途

そして、日吉駅の周辺を語る際に忘れてはならないのは、バス停留所でしょう。すぐそばにバスの待機場所があることもあって、本数は多めです。東急バスがこの地に進出していますが、深夜時間帯を含めて10本以上の路線が運行されています。
東横線は渋谷駅と横浜駅をつなぐ路線で、都内と神奈川県内の数多くの要所に停車します。日吉駅の近くで重要な駅を探すと、元住吉駅(目黒線に接続)・武蔵小杉駅(JR南武線・横須賀線・湘南新宿ラインに接続)・多摩川駅(東急多摩川線・目黒線に接続)あたりがすぐに思い浮かびます。これらの駅は、目黒線と重複する駅であり、日吉駅の近隣の住民になったら、よく覚えておきたい駅ばかりです。
なお横浜市営地下鉄グリーンラインが開通したのは2008年のこと。この駅が新規開業先となったのもこのときですが、終着駅というポジションであることもあってユーザからは重視されることが少なくありません。発着駅である中山駅まで行けば、横浜戦に乗り換えができますし、センター北駅・センター南駅で降車すればブルーラインに乗り移れます。
この駅の利用率の推移は「うなぎ上り」と形容してもよいでしょう。1日あたりの乗降客数を確かめると、東急側については2006年に13万人を超えたばかりでしたが、2013年には19万人を超えました。市営地下鉄側も2009年に5万人、2013年に7万人を超えるなど、驚くほどの伸び方を見せています。
日吉駅の近隣で老人ホームや高齢者専用住宅を探索すると、すぐに見つかるのはおそらくグループホームやサービス付き高齢者向け住宅でしょう。数が増えている点やよく入居者を募集している点にプラスして、コスト面での割安ぶりが、人々の注意を集めているようです。
住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホームは、それらに比べると存在感が薄いですが、うまくいけば毎月の負担額が20万円を大きく下回るくらいに抑えられるケースがあります。もちろんその場合は、入居一時金が高額になるパターンが多いですが、経済状況に合わせて契約内容を選ぶことで、きっと納得できる結果に与れるはずです。