バリアフリー化の好事例となるなど、高齢者が住み良い街として有名なエリア

東急の田園都市線だけが乗り入れている駅となっていますが、大井町線の「各駅停車」の列車が一部停まります。ただし、大井町線の線路にプラットホームがないため、大井町線の駅には含められていません。
もっともこれは不便さを意味するものではありません。同じ地名「二子」を関する駅「二子玉川」駅が隣にあって、大井町線に簡単に乗り換えることが可能です。それにこの駅とは約700メートルしか離れていないため、歩きや自転車で移動しても時間をとられません。バスを使う場合も、「二子玉川駅行き」があるため楽に行けるようになっています。
バスについてはほかに向ヶ丘遊園行きや渋谷駅などがあります。もちろん渋谷に行きたいときは、そのまま田園都市線で行くのも悪くありませんが。なお、渋谷に向かう途中にある三軒茶屋駅も有名ですが、ここで降りると世田谷線に乗り換えられるというメリットがあります。
このように、さまざまな面から見て便利な二子新地駅ですが、利用客の数は2009年ころを境に減少に転じています。もっとも2013年度の計測では、1日ごとの乗降客数は20000名をわずかに下回る程度です。今後とも減少が続く可能性は高いものの、あくまでも微減にとどまるだろうとみられています。
二子新地駅の周囲で老人ホームないし高齢者専用住宅を探したい場合、比較的よく見られるのはグループホームでしょう。認知症を発症している高齢者の場合は、ケアに慣れたスタッフに面倒を見てもらえる可能性が高いですからおすすめです。月額使用料も10万~15万円くらいで間に合うことが多いため、どのような家庭にも推薦しやすいです。また、サービス付き高齢者向け住宅や高齢者住宅、そして住宅型有料老人ホームの健闘が目立ちます。いずれの施設の場合も、安い施設・新しい施設が目立ちます。
特別養護老人ホームや老人保健施設についても評判のよいところが多いのですが、これらはあいにくと慢性的に申し込みが殺到しており、エントリーをしてもうまくいかない可能性が高いことは事実です。もちろんエントリーをしておくに越したことはないですが、他の施設も同時に検討したほうが建設的でしょう。