老舗の遊園地の近隣。楽しさと静けさを両立できます

もうひとつの最寄り駅は京王よみうりランド駅ですが、この駅ほど近くないため喧騒が苦手な高齢者にとっては、読売ランド前駅の近所のほうが好ましい居住環境となりそうです。実際に読売ランド前駅の近隣には、団地などが建造されており、安定したライフスタイルを確立している住民がたくさんいます。バスについては、小田急バスだけが路線を走らせています。しかしその内訳はかなり多岐にわたっており、どこへ行きたい場合も役に立つ可能性がかなり高いです。
小田原線は、23区内(渋谷区・新宿区・世田谷区)と神奈川県内をつなぐ路線です。都心へ行きたい場合は当然頼もしい路線ですが、山手圏内を超えて常磐線の方面にも一直線で行ける点にも目を向けておきたいところ。その点は時と場合によっては計り知れないメリットとなることがあるからです。
神奈川県内の各地に行きたいときも快適に使用可能で、終点の小田原駅まで行くとJRの東海道線(湘南・新宿ラインを含む)や東海道新幹線まで使えるチャンスが生じます。読売ランド前駅は、急行列車の類がいっさい停車しません(準急と区間準急は停車します)が、乗り継ぎの可能性だけを見てもとても有利な鉄道だといえます。
この駅の利用率は、世紀の変わり目の時期に若干落ち込んだものの、その数年後からまた立ち直りを見せています。1日あたりの乗降客数をみると、2006年までは33000人を下回る年が続いていましたが、その後は33000~35000人の間で上下しています。
最近の読売ランド前駅の近隣では、デラックスな外観がトレードマークの介護施設が普通に目に映ります。小規模なグループホームなどもたまに発見できますが。しかし建物や敷地のサイズに関係なく、小人数制のユニットケアのような各入居者の便宜を最優先したサポートが売り物となっているところが圧倒的多数を占めているという特徴があります。「値の張るパターンが多い」といった感想が伝わってくることはときどきありますが、大金を安心して支払えるような信頼感に満ちた施設が立ち並んでいるエリアです。