パノラマ
深川の粋な文化に毎日ひたりながら生活できます 完成度の高いベッドタウン。ケアサービスの完成度も年ごとに上昇
2011～12年のリニューアル工事の際に、太陽光発電システムやLED式表示システムなど最新の設備を大量に取り付けたことでちょっとした話題を振りまいた、南行徳駅。「環境にやさしい駅」をスローガンに掲げたことが功を奏していますが、周辺の駅から、エコロジー化のモデルケースとしてかなりの注目を集めています。駅の周辺は、戸建て住宅や集合住宅が密集しており、過去数十年にわたって都心方面のベッドタウンとして発達してきたことをうかがわせます。長年かけて、増加する住民の需要を満たすために公的な設備や商業施設などがどんどん整備されてきました。そのおかげで、住民は遠出しなくても近場でほとんどの物資やサービスを手に入れることができるようになっています。高齢者にとっても、不満を感じることはまずないと考えられます。
東京湾や江戸川などに近い場所ですが、県道6号線や50号線のような岸辺近くを走る幹線道路には簡単にアクセスできます。バスについては、駅前にロータリーが設けられており、京成バスグループと東京ベイシティ交通が路線の運行に専念しています。
南行徳駅は、東京メトロ東西線の管内にあります。快速列車や通勤快速列車が停車しない点はネックですが、隣接する浦安駅でどちらもつかまえることができます。乗り換え場所を探すなら、終着駅とされている西船橋駅がいちばん近いです。この駅では、JRの総武線・武蔵野線・京葉線への乗り換えが可能なほか、東洋高速線の利用もできます（直通運転が実施されているため、一時下車する必要があるとは限りません）。
南行徳駅の利用率は、平成の初め頃からあまり変化していません。1日あたりの乗降客数は、この10年間については47000～51000人の間で小刻みに上下する程度です。利用率が大きく変わる兆候などは、しばらく見えてきそうにありません。
南行徳駅の近辺で介護施設を探す場合、駅からあまり遠ざからなくても施設にめぐり会えるチャンスは決して少ないものではありません。実は、入居者を募集する余力を持つ施設が多いエリアではないのですが、その欠点はあまり目立っていません（現在の入居希望者にとっては、この上なくラッキーです）。
施設のタイプについては、高齢者住宅とグループホーム、そして介護付き有料老人ホームがメインです。料金システムについては、安めの施設は多少であれば容易に発見できるでしょう。最新情報によると、医療機関との提携によりいっそう力を入れる方針をとることにした施設が増えているということです。
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