海水浴とイワシ漁が、町の代表的な名物となっています

九十九里町は千葉県の東方向に位置する地域。
山武市、大網白里市、東金市に接し、長く延びる東端は太平洋に面しています。
九十九里町の経済は、片貝漁港を始めとした漁業によって支えられています。
ハマグリの水揚げ量の多さや質の高さには定評があり、採れたてのイワシを原料とした水産加工業も安定した収益を生み出してきました。
2015年の春に開業した「いわしの交流センター」は、その名の通りイワシをテーマとした施設です。
施設内には博物館や商業施設などが入っており、イワシ漁に関するさまざまな展示品が見ものとなっています。
中でも、大量のイワシが回遊する水槽は大迫力ですから、ぜひ一度ご覧になってみてください。
また九十九里町は観光業も盛んです。
定番の行楽地は片貝海水浴場や豊海海水浴場。
夏休みの時期になると、海水浴やマリンスポーツを楽しみに集まる観光客が急増し、町内は一気に賑やかになります。
ちなみに九十九里町は、伊能忠敬の出身地です。
県から史跡の指定を受けています「伊能忠敬記念公園」では、当人をかたどった銅像や生まれ育った屋敷などをご見学いただくことができます。
町内では、小湊鐡道・九十九里鉄道といった路面電車や、九十九里有料道路・東金九十九里有料道路や県道25号線・30号線・75号線などの幹線道路が主な交通手段として利用されています。
町の人口は、20年ほど前まで増加傾向が止まりませんでした。
今世紀に入ると減少しており、2015年度の調査を振り返ると1万6,510人を記録。
2023年には人口1万4,625人となっており、高齢化率は41.9%と高い水準でした。
九十九里町で今から介護施設へのご入居をお考えになるなら、グループホームが比較的探しやすい状況でしょう。
その他、公営の施設なら特別養護老人ホームが、民営の施設ならサービス付き高齢者向け住宅が多数運営されています。