数年前から、便利なインターチェンジが供用されています

千葉県の北端、中央からやや東寄りに位置する香取郡神崎町。
香取市と成田市に東西を挟まれているほか、稲敷郡河内町と南端で隣接しています。
北端を流れる利根川を超えると、そこは茨城県の稲敷市です。
西側に広がる成田市との経済上の結びつきが深く、成田市内に通勤・通学する住民は珍しくありません。
利根川に面した北部は、豊富な水量を活用したのどかな田園地帯が大半を占めています。
南側にも田畑などは少なくないのですがそれは平地に限られた話。
町内を南方向にお進みいただくと、じきに土地の起伏が激しくなる様子をご確認いただけます。
緑が豊富な南部には、神崎カントリークラブのようなゴルフ等をたっぷりとお楽しみいただける地域がつくられてきました。
市街地は町内各地に発達していますが、町役場をはじめとした中心地区は北部につくられています。
利根川の目の前に位置する神崎神社の境内には、国から天然記念物の指定を受けている巨大なクスノキの大木が生えています。
地元では、ナンジャモンジャの木と呼ばれて親しまれてきました。
またこの神社の鎮守の森は、県から天然記念物に指定されており大切に保護されています。
神崎神社には史料も保管されており、鎌倉時代から室町時代にかけて作成された文書や絵画は、かけがえのない貴重な有形文化財です。
それから町内には、この神社の別当寺という扱いを受けてきた神宮寺があります。
この寺院には、木造十一面観音立像や神宮寺文書といった文化財が保管されています。
神崎町で鉄道を用いた遠出をお求めの場合は、下総神崎駅にてJRの成田線をご利用可能です。
町内のご近所にお出かけの場合は、町営のコミュニティバスをお使いになるとよいでしょう。
高速バスについては、千葉交通が運行する路線をご利用できます。
なお車道については、首都圏中央連絡自動車道の神崎インターチェンジが2014年の4月から一般開放されたばかりです。
神崎町の人口は、平成に入ってからの約10年間で急増しました。
1990年の時点では5,620人でしたが、10年経つと1,000人以上増加しましたが、最近では減少傾向にあります。
2023年の調査では人口5,761人、高齢化率35.5%となっています。
神崎町で介護施設へのご入居をご希望の場合は、グループホーム・特別養護老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅などにめぐり会える機会があるでしょう。
その中には、入居お祝い金の対象となるところも少なくありません。