坂田城址の周辺は、遺跡や公園などが集まっています

千葉県の北東部に位置する、横芝光町。
東端は九十九里浜に面したなだらかな海岸線です。
同じ山武郡に属する芝山町や香取郡の多古町と北端で接しており、東西は山武市と匝瑳市に挟まれています。
2006年に、旧横芝町と旧光町が合併して誕生したばかりの町です。
町内は北側の一部を除いて、基本的に平坦な土地でいっぱいです。
このため早くから農業が推進されてきました。
今でも牧歌的な水田風景をあちこちでお楽しみいただけます。
内陸部とは対照的に、沿岸地域では古くから漁業がさかんでした。
栗山川漁港はイワシやサバ、またカレイやタイなどの漁獲量が多いことで昔から大評判でした。
そして海岸だけでなく、栗山川も豊かな川です。
この川はサケが毎年回帰してくることで有名になりました。
また年間を通して、ヘラブナやコイのような人気の高い魚を釣れます。
有史以前から人が定住していた横芝光町では、古墳のような遺跡が数多く発掘されてきました。
芝山古墳群や小川台古墳群はその典型でしょう。
芝山古墳群は国から史跡の認定を受けています。
小川台古墳群は、県内で最古の形象埴輪が発見されたため、かつて大反響を巻き起こしました。
芝山古墳群がある場所は、坂田城址が残る場所のすぐ近く。
そしてこの城跡と隣接する坂田池は、周囲全体が公園として整備されており、町民共有の憩いの場所となっています。
園内には桜やツツジなど大量の花や樹木が植えられており、心がなごむ風景をたっぷりとご堪能できます。
横芝光町で列車を用いた遠出をお考えになるときは、JRの横芝駅に足を運んでいただくとよいでしょう。
総武本線で、県内各地にまっすぐ移動可能となります。
路線バスに関しては、千葉交通や町営のコミュニティバスをお使いいただけます。
高速バスについては、成田空港を最終目的地とするコースをご利用可能。
海外旅行の際はたいへんに便利です。
幹線道路に関しては、首都圏中央連絡自動車道や銚子連絡道路にお乗り入れできます。
横芝光町の人口は、平成初期までは一貫して増加していました。
20年ほど前から減少に転じ、2015年の調査の際は2万3,762人というデータが発表されています。
2023年の調査では人口2万2,697人、高齢化率37.5%となっています。
横芝光町で介護施設を今からお探しになる場合は、グループホーム・特別養護老人ホームがおそらく見つかりやすい状態でしょう。
それ以外では、ケアハウスや介護療養型医療施設あたりを発見していただける可能性があります。