上総十二社祭りや上総の国一宮まつりで有名です

千葉県の南東地域に位置する、長生郡一宮町。
南側をいすみ市に、北側を同じ長生郡の長生村に、そして西側を睦沢町に挟まれています。
東端は太平洋に面しており、九十九里浜の美しい浜辺が印象的です。
町内の東半分は平地が大半を占めていますが、西半分は山林地帯となっており好対照をなしているのが特徴的。
東側の平地は農地と市街地で占められています。
トマトやメロン、イチゴやナシといった農産物が盛んに出荷されてきました。
太平洋岸には、昔から根強い人気を保っている海水浴場が立ち並んでいます。
一宮海水浴場のほか、新浜海水浴場や東浪見海水浴場が有名です。
夏休みの時期になると、県外からも観光客が殺到するため一気ににぎやかになります。
また釣ヶ崎海岸は、サーフィンの名所として有名。
2020年の東京オリンピックの時期に、サーフィンの競技会場になる予定です。
夏から秋は、一宮町で大きな祭事が相次ぐ時期。
8月は、一宮海岸や一宮川の河口周辺を会場にして納涼花火大会が派手に開催されます。
9月に入ると、上総の国一宮まつりが開かれます。
上総おどりコンクールは、町民がこぞって参加する中心的なイベントです。
その数日後に、玉前神社の例大祭である上総十二社祭りが開催されます。
1000年以上の長大な歴史をもつ盛大な祭事で、これまたたくさんの見物客を集める行事です。
ちなみに、冬場にも催事はあります。
20年ほど前から一宮海岸では、元旦に合わせて上総火まつりが開かれるようになりました。
海岸で大きく燃える火を拝むほか、勇壮な太鼓の音が初日の出を美しく演出します。
一宮町で鉄道をご利用になる場合は、JRの外房線の駅を2ヵ所お使いいただけます。
路線バスに関しては、小湊鉄道のサービスをご利用可能です。
幹線道路については、九十九里有料老道路や国道128号線、県道30号線・274号線あたりがよく使われている車道です。
一宮町の人口は、昭和後半に入ると徐々に増加するようになりました。
1970年代半ばに10,000人を突破し、時代が昭和から平成に変わったころに11,000人上回りました。
現在は横ばい気味になりつつあります。
2010年の調査では1万2,034人という結果が残っています。
2023年には人口1万2,304人、高齢化率32.6%となっています。
一宮町で今から介護施設をお探しになる場合は、グループホームが比較的見つかりやすいでしょう。
その次に多いのは、介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホームあたりでしょう。