達磨寺をはじめ、寺社仏閣や遺跡が残る土地です
群馬八幡駅は、少林山達磨寺の最寄り駅です。この寺院では毎年正月が明けるころになると、「だるま市」が開催されます。近年はこの駅を使わない観光客が増えていますが、昭和の半ばまでは1月になると群馬八幡駅の利用客は一気に増加したものでした。「高崎だるま」を取扱販売店は駅や寺院の近くにいまだにたくさん残っています。
それから群馬八幡駅は、工業団地の最寄り駅でもあるため、この中に勤務する従業員は利用客の中で多数派となっています。駅の周囲の風景は、このような工業地帯や平凡な住宅地、そして手つかずの農耕地などでつくられています。群馬八幡駅は、国道18号線に近い駅です。民間のバス事業者は駅前に乗り入れていませんが、市営のコミュニティバスで市内各地を循環することができます。
群馬八幡駅はJRの信越本線に所属する駅です。群馬八幡駅は発着駅である高崎駅と2区間しか離れていません。高崎駅では、JRの在来線が数種類乗り入れています。高崎線や八高線、上越線や両毛線を自由に選べる上に、上越新幹線や北陸新幹線まで乗り換えできるのですから便利です。JR以外では、上信電鉄の上信線と接続しています。
群馬八幡駅の利用率は、不規則な上下を繰り返しているものの、長い目で見ると大きな変化があるとは感じられません。1日ごとの乗客数を振り返ると、21世紀に入ってからずっと900~1100人の間で推移してばかりです。ちなみに2013年と2014年は連続して1000人以上を記録しているため、ゆっくりとした増加がはじまったものと捉える関係者が出現しています。
群馬八幡駅の近隣で介護施設に入って暮らしたいなら、数キロ圏内を入念に探すように注意しましょう。施設の軒数や密度は、正直なところ優れているとはいいがたいからです。少なくとも、駅から4キロくらい離れたあたりまでは見るようにするほうが無難でしょう。バスなどを活用するようにすれば、その点はハンデにはなりません。
施設のタイプについては、サービス付き高齢者向け住宅の進出がやや目立っているようです。住宅型有料老人ホームはその次の勢力と呼べそうです。月額使用料は、平均すると15万円を下回りますからとてもリーズナブルな地域です。