多野郡神流町は自然豊か。日本で最初の恐竜の化石が有名
多野郡神流町は群馬県南西部の町。
町を流れる神流川が町名の由来です。
日本で一番に恐竜の化石(足跡)が発見された町で、町のゆるキャラも観光大使「サウルスくん」という恐竜のマスコットですし、白亜紀のものと見られる「海辺の波の跡」や「恐竜の足跡の化石」が見られる漣岩や、「神流町恐竜センター」など、恐竜にまつわるスポットもあります。
1889年町村制に伴い、南甘楽郡に中里村と神川村が成立。
1896年南甘楽郡が多胡郡や緑野郡と合併し「多野郡」となり、中里村と神川村も多野郡に属するようになりました。
1926年神川村が町制施行と同時に「万場町」に改称。
2003年万場町と中里村が合併し、「神流町」が誕生しました。
人口は1970年には6,878人いましたが、1980年5,469人、1990年4,159人、2000年3,210人、2010年2,352人…と年々減少し、2015年にはとうとう2000人を割り1,954人となりました。
2005年、老齢人口割合が全国でも第8位となり、2009年の時点で老年人口割合が50%を超えました。
人口減少率も群馬県では南牧村の次に高く、第2位。2023年には人口1,641人、高齢化率62.3%と高い数値となっています。
神流町は限界集落に指定されています。
交通アクセスとしては、神流町役場前や新町駅、しおじの湯や群馬藤岡駅等を巡る日本中央バスの奥多野線が利用できます。
高速道路等の有料道路は走っておらず、国道299号や国道462号、県道46号・71号等の一般道が主要なアクセスとなっています。
特に町の東西を走る国道299号の沿線には神流町役場や神流町老人いこいの家、神流町町民体育館、群馬県立万場高等学校、道の駅「万葉の里」などが並んでいます。
道の駅「万葉の里」は売店や食事処、体験室などのある神流町の重要スポットです。
全体的に自然の豊かな町で、しだれ桜の名所である龍松寺や、土坂千本桜、滝が氷結した「氷瀑」が見られる「早滝」、白水の滝、入沢の滝などの自然に親しめるスポットも多数。
毎年5月の鯉のぼり祭りも人気です。
町内にはグループホームや特別養護老人ホーム等のシニア用の施設も誕生。
グループホームは入居時の頭金0円・月額利用料は10万円未満と入居検討しやすい金額で、自室は完全個室。
施設内は全てバリアフリーですから車椅子の方も快適に暮らせます。
介護食にも対応しており、料理も食べやすい大きさにカットしてもらえるので「楽しく食べられる」と好評。
また、協力病院との医療連携もあり、24時間体調不良の際には素早く対応してくれるので安心です。
多野郡神流町は緑が美しく、空気もきれいな町。
神流町のシニア向け施設なら気持ち良く過ごせるでしょう。