市の中心エリアのため、介護施設はずいぶん増えてきました
実は、沼田駅の設備に人の手が加わったのはそれだけではありません。駅舎が改築される前から、駅前の設備を中心に整備が数年単位で続けられてきました。特に駅前のスペースや隣接された駐車場が使いやすくなっており、タクシーやマイカーを呼び出したいときなどはとても快適に待てるようになりました。
バスに関しては、関根交通の路線が主力ですが市営のコミュニティバスの本数も最近は多いです。また、利根川郡川場村が運営するコミュニティバスを使うことも、多少なら可能です。
沼田駅は、JRの上越線に所属する駅です。どちらかといえば発着駅に近い場所に所在する駅ですが、その方向に向けて4区間進むと渋川駅に到着します。この駅は吾妻線への乗り継ぎができる場所。そこから3区間進むと、新前橋駅が出現します。この駅では両毛線への乗り継ぎを実現できます。
発着駅である高崎駅は、そこから3区間先となります。高崎駅は、在来線が3種類(信越本線・八高線・高崎線)と新幹線が2種類(北陸新幹線・上越新幹線)使える駅です。高崎線を通じて湘南・新宿ラインおよび上野・東京ラインに乗り入れることも簡単です。
沼田駅の利用率は、21世紀に入ってから少しずつ低下しています。1日平均の乗客数は2003年に2200人を下回り、その7年後に2000人以下に落ちました。2014年になると1900人以下になっており、今後も徐々に減っていくだろうという意見が有力です。
沼田駅は、市役所の最寄り駅です。したがって駅の近辺はかなり市街化されています(緑が残る区画も各方向にあるのですが)。介護施設を建てる場所はそれなりにあるため、駅からたったの数分で行ける施設も少数であれば存在します。
もっともそのような施設は人気がやはり高くて申し込みが殺到することもまれではありません。したがって、駅から何キロ(たとえば、5~6キロくらいまでの範囲)も離れた施設にも、なるべく目を向けることをおすすめします。グループホームやサービス付き高齢者向け住宅であれば、軒数はやや多め。そのほかは住宅型有料老人ホームなどの活躍が数年前から目立ちます。