自然のアクティビティが楽しめる活動的なエリアでシニアライフを
利根郡は、群馬県の北東にある郡。
片品村・川場村・昭和村そしてみなかみ町という1町3村を含む大きな群で、スキー場やキャンプ場、温泉などがある緑溢れる場所で、面積1,322.23km、人口約3.5万人。
人口密度は26.4人/km²という広々としたエリアです。
さまざまな自然が満喫できる所ですが、何と言っても福島県、新潟県との県境にある「尾瀬」がよく知られているでしょう。
3県をまたぐ高地に盆地状の高原があり、そこに広がる湿地帯はハイキングコースとして大変人気があります。
「♪夏がくれば思い出すはるかな尾瀬~」で始まる『夏の思い出』という曲はあまりにも有名。
夏期には新宿方面から尾瀬へ行くバスも出ていますので、都心からもバス一本で行けるのが魅力です。
利根郡への交通アクセスは、JR東京駅から群馬県利根郡の「みなかみ町」にある「上毛高原駅」までは上越新幹線で一本です。
尾瀬のある群馬県利根郡「片品村」までは「上毛高原駅」から関越バスで沼田駅まで行き、鎌田バスターミナルまで向かいます。
素晴らしい自然に囲まれた群ですので、主に観光に力を入れているようですが、同時に郡内の各町村は、年々増え続ける高齢者のための福祉サービスにも目を向けています。
利根郡の高齢化率は深刻で、郡内すべての町村の高齢化率が30%を超えています。
中でも川場村は38.5%で、早急な高齢化問題への対応を迫られているのです(2023年調査)。
基本的に群馬県の「介護高齢課」が、高齢社会対策から、認知症対策、介護保険者の支援など、高齢者とその家族に必要なサポート全般を行っています。
そして県内の各エリアには介護を統括する介護保険課や地域包括支援センターがありますので、介護施設のことなどで分からないことがある場合は、利根郡内の各町村の地域包括支援センターなどに相談してみましょう。
ただし、町村によって介護保険課の名称が違います。
みなかみ町は「町民福祉課 高齢・介護グループ」となっています。
しかし基本的には介護保険の相談など、サポート内容は変わりませんので安心して下さい。
利根郡は冬はスキー、夏はハイキングやトレッキングの楽しめる場所。
一年を通じて温泉にも入れますので、シニア世代にもピッタリです。
介護施設も住宅型有料老人ホームやグループホームなどがあります。
料金は住宅型有料老人ホームなら入居時の費用が0円、月額利用料が17万円程度の所もあります。
全国から入居者を受け入れていますから、老後は自然に囲まれて過ごしたい…と言う方にもおすすめしたいエリアです。