JR線やえちごトキめき鉄道が接触する、交通上の要所
直江津駅は長い間、JRの2大系列会社「東日本旅客鉄道」と「西日本旅客鉄道」が接触する場所として機能してきました。路線のいくつかが、2015年にJRからえちごトキめき鉄道に移管されたばかりですが、今後も地理的な重要性は変わらないでしょう。
交通上の要所である事実と、上越市内を代表する繁華街が駅前から広がっている事実が相俟って、直江津駅は安定した需要を獲得しています。利用率を調べると、近年は多少の低下が感じられますが、大木は変化には至っていません。1日あたりの利用率は、今世紀に入ってからは2500~3000人の間でずっと上下しています。
直江津駅の周囲の風景は、駅の北側と南側で対照的です。北側は商業施設などがかなり集中していますが、南側は宅地開発されたエリアが広がっています。いずれにせよ生活で困ることはほとんどない場所でしょう。なお、開発が進んでいる印象が強い土地柄ですが、この地域に古くから伝えられる建築様式「雁木造」が取り入れられた建物が並ぶエリアがまだ残っています。
直江津駅は、国道8号線や県道123号線・468号線・488号線などに近い駅です。駅前の大きなバスターミナルのほか、少し小さめの乗り場が2ヶ所つくられており、頸城自動車が運行する路線がたくさん乗り入れています。
直江津駅は、現在3路線が乗り入れる駅です。妙高はねうまラインについては、発着駅である妙高高原駅でしなの鉄道の北しなの線に、途中にある上越妙高駅で北陸新幹線(東西どちらに向かう路線も停車します)を利用できます。
日本海ひすいラインについては、糸魚川駅で北陸新幹線と大糸線に、泊駅であいの風とやま鉄道線に乗り換え可能です。JRの信越本線については支線が数種類あって行ける範囲がかなり広いですが、直江津駅から見た場合にいちばん近い乗り換え場所となるのは、北越急行のほくほく線と接続している犀潟駅でしょう。
直江津駅の近くで介護施設を探す場合、1~3キロくらい離れたあたりがねらい目でしょう。そこそこの料金で契約できる施設をまとめて発見できるチャンスがあります。施設の区分については特に偏りなどはない模様です。したがって、入居者の希望に合わせて好きなタイプを選べる余地がありそうです。