利根郡昭和村は自然豊かな村。美しいコスモス畑も有名
利根郡昭和村は、群馬県の北部に位置する村。
片品村、川場村、みなかみ町と共に利根郡を形成しています。
人口は年々微減が続いており、2023年の人口は7,007人です。
中心地は沼田市との境に近い北西部に広がっています。
村の南東部には赤城山から続く山林が広がり、それ以外の平野部は田畑が多いです。
交通機関としては、関越交通が「昭和村営バス」を運行。
関越自動車道が村西部を縦断しており、昭和ICが設置されています。
村内に鉄道は通っておらず、最寄り駅となるのは隣接する沼田市内を走るJR上越線の「沼田駅」および「岩本駅」です。
毎年秋には「昭和の秋まつり」も開催され、高原野菜のPRや、村民参加型イベントも行われています。
昭和の秋まつりと前後して、長者の原コスモス畑では一面のコスモスが見頃を迎え、写真愛好家や見物客も大勢訪れます。
観光スポットとしては、村の中心地にある温泉施設「昭和の湯」が有名で、この施設では毎年秋に温泉祭りが行われ、多彩な催し物を開催。
村南部にある「昭和の森」には、森の中に建てられた「昭和の森山荘」があり、その隣には「日本一難しい9ホール」と呼ばれるゴルフ場も出来ています。
これらのスポットは首都圏からの観光客をメインに賑わっているようです。
昭和村の中心地には、数はそれほど多くないものの、スーパーやホームセンター、コンビニなどがあります。
隣接する沼田市には大きめの商業施設や書店があり、しかも昭和村との境界線近くにあるので昭和村の村民も買物に行きやすいようです。
また、農産物直売所「旬菜館」や、「道の駅 あぐりーむ昭和」では、地元の新鮮な農産物を購入できます。
近年、多目的グランドや野球場、テニスコート、グラウンドゴルフ場、芝生広場、多目的屋内運動場などを有する「昭和村総合運動公園」が誕生。
多目的屋内運動場ではバレーボールやテニス、ゲートボールなどが満喫出来ます。
医療施設としては、歯科や内科等の個人病院が点在。
総合病院は村内にありませんが、村から近い沼田市内に大きな総合病院があります。
ちなみに、昭和村は高原野菜の産地として知られていて、村内外の人向けの「昭和の森ふれあい農園」を貸付農園として提供。
野菜づくりを体験できます。
さらには、グループホーム等のシニア向けの住まいも徐々に増えました。
赤城山が望め、自然豊かな環境で生活ができるホームや、家具・トイレ・介護ベッド付きの個室があるホーム、園芸やカラオケ、囲碁・将棋などが楽しめるホーム、畳の部屋で落ちついて過ごせるホームなどが選べるので、昭和村のシニア向けの住まいはオススメです。