藤岡市の中心地区。安い施設・高い施設ともに探せます

藤岡市内におけるバスやタクシーの需要は決して低いものではありません。駅前の乗り場からは、市内の要所に向かう路線をほぼ全部利用できます。民間の事業者については、日本中央バスと上信観光バスがシェアを築いています。そして市営のコミュニティバスのシェアもなかなかのもの。コミュニティバスについては、市内各地を巡行する路線が2種類つくられています。
群馬藤岡駅は、JRの八高線に所属していますが、この路線は高崎線との縁が昔から深く、カバーできる範囲は総合するとかなりの距離になります。近くにある倉賀野駅は、この高崎線の上り方面の列車の乗り換えに適した場所です。その次に姿を現す高崎駅で下車すると、上越新幹線や北陸新幹線、そして在来線各線への乗り換えのチャンスがまとめて発生します。
反対方向に目を向けると、寄居駅や小川町駅のように東武東上線(東京方面に向かうなら、こちらのコースを使う手も考えられるでしょう)への乗り継ぎに使える駅が相次いで登場します。また寄居駅では、秩父鉄道の秩父本線への乗り換えも簡単にできます。
群馬藤岡駅の利用率は、ひと昔前と比べると下がりつつあります。とはいえ1日あたりの乗客数を眺めると、2010~2011年ころを皮切りに、若干の回復傾向にあることがうかがえます。2009~2012年までは連続して1200人を下回っていますが、2013~2014年は再度1200人台に乗っています。
群馬藤岡駅の周辺は、さまざまな目的ですでに利用され尽くしているのが実態。つまり、新しい介護施設などの建設に使えるスペースの確保は、並大抵のことではないようです。それでも介護業界はがんばっています。2~3キロ離れたところも含めて探す必要がありますが、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームなどの進出は止まっていません。
安価な施設を探すことは決して不可能ではなく、入居一時金・月額使用料の総計額が20~40万円以下になる施設は随時発見できます。数軒実際に、確かめに出かけると参考になるでしょう。