古い町並みが残る区画と開発が進む区画が駅を境に共存しています

その一方、駅の西側は今世紀に入ったころから再開発計画が進行しています。2012年には駅の西口にロータリーが開放されました。このほかに駅の周囲で目立つのは、高校や大学のキャンパスが多いことや、公園や緑地などが点在することでしょうか。
西多摩郡瑞穂町の公的な機関(たとえば、町役場)の最寄り駅でもあります。箱根ケ崎駅のそばは、幹線道路がたくさん走っています。新旧青梅街道や新旧国道16号線はその最たる例でしょう。都道44号線へのアクセスも簡単です。バス乗り場は、駅の東口・西口双方に設営されています。西武バスグループ・立川バス・都営バス・武州交通興業などが路線バスのサービスを提供しています。
箱根ケ崎駅は、JRの八高線の管内にある駅です。上り方面と下り方面、それぞれで2区間進むと拝島駅・東飯能駅に到着します。前者は青梅線と五日市線のほか、西武拝島線への乗り継ぎを実施できる場所です。後者は西武池袋線と接続しています。東飯能駅の向こうには高麗川駅がありますが、この駅は川越線への乗り換え場所として使われることが多いです。発着駅である八王子駅とは5区間離れています。この駅まで行くと、中央線と横浜線、そして京王本線への乗り継ぎが可能となります。
箱根ケ崎駅の利用率は、1990年代から2000年代にかけて小規模な変化を見せていたものの、全体としては大きく変わることはありませんでした。しかし2000年代の終わりに近づくと増加を繰り返すようになります。1日ごとの乗客数は、2006年までは3700~3900人の間で長いこと推移していたのですが、2008年に4000人を超え、その後も少しずつ増加しています。
箱根ケ崎駅の近辺で介護施設に入りたいなら、駅から1~5キロ圏内、特に2~4キロ圏内を重点的にチェックすることがおすすめです。ただし特別養護老人ホームのような公営の施設などは、人気が非常に高いですから、民間の施設を上手に利用することを絶えず視野に入れたほうがよいでしょう。
民間の施設については介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームなどが主力となっています。これらの料金体系は、都心部の事例と比べるとけっこう安価に決められている可能性があります。