邑楽郡邑楽町は蕎麦が有名。多々良沼公園等の自然の美しいスポットも
邑楽郡邑楽町は、群馬県の南東部の町。
太田市や館林市、栃木県の足利市等と接しています。
2023年の人口は2万5,810人で、人口は年々減少中です。
古くから粉食文化が発展してきた邑楽町では、現在でもその文化が受け継がれています。
特に蕎麦は「邑楽そば」として町の特産物にもなっていて、「そばの町おうら会」からは加盟蕎麦店の紹介や蕎麦農家の紹介、邑楽蕎麦の歴史などが掲載された「おうら蕎麦手帳」も発行されています。
町東部の館林市との境には、毎年越冬のために白鳥が飛来することで有名な「多々良沼」があり、沼とその周辺が「多々良沼公園」として整備されました。
多々良沼にかけられた桟橋は、バスフィッシングやヘラブナ釣りのスポットとしても人気。
町内外からも多くの釣り客が訪れます。
加えて、藤の花や桜の名所としても人気が高く、130メートルの藤棚は圧巻です。
晴れていれば湖畔越しに富士山を望める絶景スポットでもあり、写真愛好家も多数訪れます。
また、邑楽町役場には町内図書館や高さ60メートルのタワー「未来MiRAi」が隣接。
タワーの展望室からは上毛三山の山並みや、遠く東京スカイツリーや富士山なども望むことができます。
360°のパノラマを堪能できるこのタワーは邑楽町のシンボルです。
交通機関としては、町の中央を横切るように東武小泉線が走行。
本中野駅と篠塚駅の2駅が設置されており、主要駅は本中野駅です。
町の北東部には東武伊勢崎線がかすめるように通っていますが、駅はありません。
さらには、広域公共路線バスとおうらタウンバスが運行中。
関東自動車と千葉交通による「成田空港直通高速バス」や、日本中央バスの「羽田空港リムジンバス」および「関西方面夜行バス」も、邑楽町役場前に停車します。
町内にはスーパーも多く、コンビニ、書店などの商業施設も揃っています。
近年、内科、整形外科、眼科、歯科といった医療機関や、住宅型有料老人ホームやグループホーム等の高齢者用の施設も増えました。
住宅型有料老人ホームでは、入居時費用が10万円以下。
家具付きの居室でゆったり過ごし時間を自由に使えます。
料理は手作りなので、毎食出来たての美味しい食事が食べられるのも魅力です。
一方、グループホームでは、専門の認知症ケアを受けられるのがポイント。
時にはレクリエーションを楽しみつつ、静かで穏やかな時間を過ごすことができるのでオススメです。