桐生駅周辺には住宅型有料老人ホームが多く、粒がそろっています
桐生駅がある場所は大きな山や川に囲まれていますが、市内の多様な産業や行政の中心地区であることに間違いはありません。市役所のような公共の施設や企業の拠点、商業施設や文教施設などがたくさん駅の四方に点在しています。公園の数も非常に多いため、散歩の途中に小休止する場所はたくさんあるはずです。
桐生駅は、県道3号線・66号線・67号線・68号線などに近い駅です。バス乗り場は駅の北口・南口に分かれていますが北口のほうが、路線が豊富です。運行サービスを供給しているのは市営のコミュニティバスが過半数を占めており、市内各地を回る一般の路線はほぼ独占状態となっています。民間の事業者については、日本中央バスや関東自動車など数社が高速バスの運行を担当しています。
桐生駅は、JRの両毛線およびわたらせ渓谷線が乗り入れる駅です。両毛線の管内では、上り・下り両方面に東武伊勢崎線への乗り換え場所(3区間離れた足利駅・伊勢崎駅)があります。
わたらせ渓谷線の管内では、2区間離れた相老駅が最寄りの乗り換え場所です。この駅では桐生線に乗り換え可能です。また、駅から歩いて行ける場所に上毛電気鉄道の上毛線に属する、西桐生駅があります。
桐生駅の利用率は、両毛線側とわたらせ渓谷線で経緯が違います。両毛線側の1日ごとの乗客数は、今世紀に入ってからずっとじりじりと低下していたものの、2010年ころからまた回復に転じています。その一方わたらせ渓谷線側では、近年に入ってもゆっくりとした低下傾向が続いています。
桐生駅の近隣で介護施設への入居を考えているなら、駅から2キロくらい離れたあたりからが、施設探しの主な舞台となるでしょう。駅から1キロ程度の場所となると、かなり難しくなる模様です。駅から2~4キロの範囲を、最初によく探すとよいでしょう。もう少し離れてもよいのであれば、駅から6キロくらいの範囲で見つけることもじゅうぶんに可能です。
施設の種類に関しては、住宅型有料老人ホームが群を抜いて多く見つかります。それ以外となると、介護付き有料老人ホームや、グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅などが少数ずつ出てくると思われます。