駅のすぐ近くから、少し離れたところまで、多様な施設が登場
長岡駅の周囲を走る道路はかなり多くて複雑です。幹線道路に関しては関越自動車道と国道351~352号線、そして県道36号線が代表的なものとなるでしょう。タクシーやバスの需要は総じて非常に高く、駅前ではつかまえることも待機することも快適です。市内各地に行く路線はもちろん多いですが、それ以上に中越地方の各都市へ向かう比較的長めの路線が便利だと大評判です。乗り場だけでも、20を超える数と種類があり、慣れないうちは少し苦労しますが、市民の重要な足として定着しています。
長岡駅は、上越新幹線と信越本線が接続する駅。上越新幹線については、首都圏方面などに用向きができた場合などに頻繁に使われます。信越本線側については、快速列車が停車する点が最大のメリットかもしれません。乗り換え先としては、2区間離れた宮内駅で上越線と接続しているほか、三条市にある東三条駅で、弥彦線に乗れるという利点があります。信越本線は終着点に近づくと新潟市中央区に入ります。新潟駅では越後線や白新線に乗れますが、部分的に直通運転が行われており、下車しなくてよいことがあります。
長岡駅の利用率はかなり安定しています。1日あたりの乗客数を振り返ると、この10数年は10000~12000人の間に落ち着く年がほとんどであることがひと目でわかります。ただし2014年に12000人を超えており、今後の成り行きが注目されます。
長岡駅の周囲は、典型的な大都市です。このような場所には介護施設はあまりつくられない傾向が全国的にありますが、今の長岡駅に限ると多少事情が違います。数は少ないものの、駅から徒歩で5分以内の好立地に、決して高額ではない料金設定で運営される施設が登場しているのです(そのような場所となると、高層のビルを用いた施設に入ることになるという点は覚えておくべきですが)。
2~3キロ前後離れた場所を捜索範囲にすれば、見つけられる施設数は多めになりそうです。月額使用料と入居一時金を足し算して30~40万円に抑えられる施設が今増えているようですから、あまり予算がない家庭でも無理せずに入居できるチャンスがあるでしょう。