利根郡川場村は自然豊か。道の駅「川場田園プラザ」等が有名
利根郡川場村は群馬県の村です。1889年町村制施行により、利根郡内に「川場村」が発足。
2005年の「平成の大合併」では、利根郡の5町村が沼田市やみなかみ町に統合されましたが、川場村は川場村として残りました。
しかし人口が少なく、1971年に過疎地域指定をされた為、1975年には地域振興に力を入れるべく、「農業プラス観光」を理念とした振興策を打ち出しました。
1981年には東京都の世田谷区と縁組協定を結び、世田谷区民健康村の誘致等を開始。
さまざまな努力が実を結び、2000年には過疎地域指定が解除されました。
それでも人口は徐々に減っていますが、2023年の調査では人口は3,105人。
3,000人は維持出来ています。
利根郡川場村は大自然の中にある村で、主な産業は農業。
ブランド米「雪ほたか」が有名ですし、ブルーベリーやリンゴも多く作られています。
果実栽培が盛んで、2010年には群馬県内で9番目となる「果実酒特区」に認定されています。
鉄道は通っていませんが、川場村営バスが川場村と最寄駅である沼田市のJR上越線「沼田駅」を繋いでいます。
村内は車道が発達しており、群馬県道64号「平川横塚線」や県道263号「富士山横塚線」等が走行。
ちなみに県道64号沿線には道の駅「川場田園プラザ」が誕生。
2015年、「全国モデル道の駅」に選ばれ、「関東好きな道の駅」でも第1位に選ばれたことのある人気の道の駅で、年間120万人もの人が訪れます。
地ビールレストランやブルーベリー館、そば処やファーマーズマーケットなどが揃い、11月には全国からクラシックカーが集まるお祭りも開催され、毎年大いに賑わっています。
「川場田園プラザ」以外にも、川場村歴史民俗資料館、武尊神社、日本切り絵百景館、川場村中央公園、新上州観音霊場三十三カ所である吉祥寺といったスポットが多数。
川場スキー場や川場フィッシングパーク等々、自然に親しめる場所も多く、川場温泉、桜川温泉、武尊温泉、塩河原温泉等の温泉もあります。
また、毎年2月の「門前春駒」は、養蚕の守護神と言われている「金甲稲荷神社」に奉納される踊りで、群馬県の重要無形民族文化財に指定されています。
このように、自然や観光スポット・温泉などは多いですが、商業施設は少なくその分静かな村です。
隣の沼田市まで行けば、家電量販店やスーパーなどで買物が出来ます。
村内のシニア向けの住まいは増えており、介護付きや住宅型の有料老人ホームやグループホームが選べるようになりました。
どのホームも清潔で綺麗と好評です。
特に介護付き有料老人ホームは天然温泉もついているのが魅力。
利根郡川場村のシニア向けの住まいなら楽しく過ごせるでしょう。