町役場や公民館にも商店街も駅前にかたまっています

寄居駅には出入り口が南北に設けられていますが、どちらから出ても町内の中心的な市街地と面しています。駅の南部を流れる荒川までと、駅の北部にそびえる山間部までが、町内の商業や行政の集積地といえるでしょう。
ちなみに駅の南部には商店街が残っており、駅の北部には町役場をはじめ公的な機関がいくつか集中しています。荒川の南岸には、大きな公園や寺社仏閣などがわりと多く建てられています。山間部の周縁部にも、寺社仏閣はそこそこ建てられています。
寄居駅は、国道140号線や県道296号線の近くに所在する駅です。バスについては駅の北口と南口どちらからも発着していますが、北口についてはスクールバスだけとなります。一般の路線バスについては、駅の南側で利用できますが、一般のバス事業者は現在サービスを供給していません。県北都市間路線代替バスまたは東秩父村が管理するコミュニティバスを使うことになるはずです。
JRの八高線や東武東上本線の管内で見ると、越生線と接続している越生駅や川越線と接続している高麗川駅が上り方面の乗り換え場所となります。秩父鉄道の秩父本線の管内で見たときは、20キロ近く離れた熊谷駅や25キロ以上離れた御花畑駅が最寄りの乗り換え先です。前者ではJRの高崎線や上越新幹線・北陸新幹線などに、後者では西武秩父線に乗り換えできます。
寄居駅の利用率は、3路線すべてで低下しています。1日平均の乗客数を総合すると、今世紀に入ったころは4500人を超えていました。しかし10年後の計測では4000人を下回っています。ただしここ数年は、横ばい気味になっている可能性が浮上しています。
寄居駅の近くで、入居形式の介護サービスを受けながら暮らしたいなら、駅から5キロくらいの範囲を入念に探してみることが大切です。特別養護老人ホームのような公的な施設については、定員に数に達しやすいという性質がありますから、その点も忘れずにチェックすることが必須となるでしょう。
グループホームについては探しやすい地域だと以前からいわれていますが、月額使用料・入居一時金の両方がそろって安くて気軽に問い合わせをしやすい介護付き有料老人ホームなども目下増えているところです。