高崎駅へ向かう列車がよく停まり、複数の路線を使える便利な駅
近年は、エレベーターやエスカレータ、さらに多機能トイレや多機能券売機など最新設備の導入が相次いでおり、高齢者を含めたあらゆる客層が迷うことなく利用できる駅に変貌しつつあります。
新前橋駅の近隣は、1世紀近くの年月を通して少しずつ開発されてきています。かつてと異なり住宅地が広がるほか、文教施設や企業の事業地・工場などをよく見かける地域となっています。
駅の近くを国道17号線と関越自動車道が走っていますが、後者については前橋インターチェンジが開設されており、簡単に遠方に出かけられる点はもっと評価されてよい点でしょう。
バスの停留所は、西口にも若干ありますが東口に集中しています。日本中央バス・永井運輸・群馬中央バス・関越交通・上信電鉄とこの場所に参入している事業者は少数ではありません。
両毛線側から乗車した場合は、上越線を含めて、群馬・栃木両県のかなり広域を移動できます。いちばん近くて便利な駅といえば新幹線が停車する高崎駅ですが、隣接する前橋駅も、上毛線が通る関係上軽視はできません。また、伊勢崎駅も東武伊勢崎線が通りますから注目すべきでしょう。
上越線についても高崎駅から出ています。それ以外で近くて使いやすい駅を探したら、おそらくJRの吾妻線と接続する渋川駅があがることでしょう。それにこの吾妻線の列車は渋川駅経由で上毛線への乗り入れを行っています。
この駅の昨今の利用率には、たいした変化はみられません。ただし1日平均の乗客数については、2003年以降6000人を下回っていました。しかし2013年にまた6000人を超えており、好ましい兆候がある点が特色です。
新前橋駅のすぐ近くの光景といえば、住宅地を含むものが中心です。ただし介護施設に関しては残念なことに駅の半径数百メートル以内であっさりと見つけられるというわけにはいきません。しかし駅から2~3キロ、さらに4~5キロと少しずつ距離を拡大していくと施設の数は確実に増えていきます。
それに、きわめて安い住宅型有料老人ホーム・グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅などがたくさん入居者・見学者の募集を行っています。これらの施設は安さ以外の持ち味もたくさん備えています。よく見学したら、きっと納得できるところが見つかるでしょう。