完成されたベッドタウンに、洗練された施設がオープンしています

江戸川や東京湾に挟まれるロケーションで、人気がある釣り場などがかなり残っています。また宮内庁が管理する新居浜鴨場があり、そこと隣接する形で「市川野鳥の楽園」が手厚く保存されています。このほか中~小規模な公園や古くから残る寺社仏閣などが多く、散歩をする場所には困らない場所です。
行徳駅から比較的近い幹線道路は、おそらく県道6号線でしょう。バスやタクシーの乗り場は駅前に設けられています(ただし、スケールは大きくありません)。行徳駅に乗り入れる路線バスは、京成バスグループと市営のコミュニティバスによって構成されています。
行徳駅は、ベッドタウンではあるものの東京地下鉄の東西線内においては快速・通勤快速が停車する駅ではありません。これらに乗りたいときは浦安駅や西船橋駅まで行って乗り換える必要があります。西船橋駅は、JRの各線(総武線・武蔵野線・京葉線)に接続している上に東葉高速鉄道と連結しているため、何かと重宝する経由地となります。なお東葉高速線と総武線に関しては、部分的に直通運転が実施されています。
行徳駅の利用率は、20世紀の終わりごろにピークを迎えたと考えられています。依然として利用者は多いですが、1日当たりの乗降客数を算出すると横ばいに近い形で推移していることが判明します。近年は、52000~56000人の間で上下する傾向が続いています。
行徳駅の周辺で介護施設を探すなら、駅から至近距離の範囲で探すことは断念して、最初から1~2キロくらいの範囲で探したほうが得策でしょう。駅のそばには用地の確保が難しいという事情があるためです。しかし極端に駅から遠ざかる必要はないですし、駅からある程度離れたほうが部屋の広さや静けさが手に入るため、決して悪いものではありません。
施設のタイプは、介護付き有料老人ホームが中心的で、ちょっとしたマンションのような構造の建物を使っていることが多いです。料金体系は施設ごとの差が大きいのですが、安価な施設と高額な施設の双方を見つけられるチャンスがあります。