駅に近い施設や、安い施設を見つけられるチャンス

基本的には大半の土地が住宅地で占められているものの、農地や緑地、学校の敷地、小規模な工場が広がる一帯と、散歩をしていると決して単調ではない光景が次から次へと視界に出現します。
上石神井エリアを走り抜ける主たる幹線道路となっているのは、おそらく都道245号線と439号線でしょう。タクシーや自家用車で遠出をする際は、これらの道路から目的地へ向かうルートを考えるのがおすすめ。バスについては、目立つ乗り場が2ヶ所つくられています。西武バスと関東バスが、路線の運行に従事しています。
上石神井駅は現在、西武新宿線の中では重要な拠点のひとつと考えられています。車両基地が置かれており、また特急を除くすべての列車が停車するなど、大きな役割を与えられていることは間違いありません。
ただしこの駅を含めて周囲には乗り換え場所となる駅はありません。下り方面については6区間離れた小平駅(拝島線と接続しています)が、上り方面については9区間離れた中井駅(都営大江戸線と接続しています)がいちばん近い乗り換え先となります。
上石神井駅の利用率は、周期的に上下を繰り返しているとしばしば評されています。1日平均の乗降客数を探ると、21世紀に入ってからは42000~44000人の間で少しずつ変化していることがわかります。周辺のおおぜいの住民にとって貴重な移動手段である事実は当分変わりそうにないため、今後も大きな変動は起こらないだろうと考えるのが妥当でしょう。
上石神井駅の周辺でも高齢化問題は他人事ではありません。しかしなかなか新規の施設などが増える様子がなく、将来に向けての課題のひとつだという認識が住民の間で広く共有されています。しかしすでに建てられている施設に焦点を移すと、好ましい点がいろいろと見つかります。
まず、駅から数百メートルの好条件の土地にオープンしているところが、時間をあまりかけなくても見つかります。費用面でも、高額なところから低額なところまで、とても幅があります。利用者が好みに合わせて、妥協せずに施設を絞り込んでいけることは見逃せないメリットでしょう。