バスを中心に交通網が発達。アクセスの良い介護施設は便利!

日高市は、埼玉県の南西にあります。
市の東部は関東平野が広がり、西部には外秩父山地の丘陵地があります。
丘陵地は緑美しいエリアでゴルフ場も多いのが特徴です。
市の西側にある「日和田山」や「巾着田」周辺にハイキングコースを整備したため、毎年大勢のハイキング客が訪れるようになりました。
また「巾着田」は桜や紫陽花、コスモスなど花が美しい場所。
特に彼岸花が有名で、初秋になると観光客で賑わいます。
また、バードウォッチングなどもできますので、シニア世代もよく訪れるスポットです。
交通アクセスも発達しており、JR東日本の「八高線」や「川越線」、西武鉄道の「西武池袋線」が通っています。
バスも「国際興業バス」や「西武バス」など多数のバス会社が路線バスを運行しています。
(以前はコミュニティバスも運行されていましたが、現在は廃止されています。
)ちなみに花の名所「巾着田」には飯能駅から「国際興業バス」に乗ればバス一本で行けます。
このように交通アクセスも良く、花や緑の美しい場所ですからシニア世代にもおすすめのエリアです。
介護施設も市内の各エリアに見受けられ、住宅型有料老人ホームなら入居時の費用0円、月額利用料も11万円未満という低価格な場合も。
東京・埼玉は介護施設の料金が高いエリアですが、東松山市は料金が安めなので入居しやすいでしょう。
住宅型有料老人ホームの他にもグループホームや介護付き有料老人ホームなど、多様な種類の介護施設があります。
グループホームは認知症の診断を受けた人で、その土地の人しか入居できない地域密着型老人ホームで、料金も安く月額利用料は6万円程度。
これに家賃に食費や光熱費が加算されますが、専門的に特化したサポートは認知症の方には大変好評のようです。
介護施設が市内に多いのは高齢者の増加に伴った結果でもあります。
実際65歳以上の高齢者の数が2011年は1万3208人、高齢化率22.2%だったのに対し、2014年には高齢者数1万5807人、高齢化率は26.8%まで上昇。
たった3年間で約4%も上がっているのが分かります。2023年の調査では人口5万4,615人、高齢化率33.7%と全国平均と比較してもやや高い数値となりました。
急激な高齢化に対応していくため、市は高齢者用の福祉サービスを充実させようとしています。
随時専任相談員や弁護士などが高齢者の悩み相談にのる相談会を設け、あらゆる高齢者の悩みの解消をサポート。
その他にも数多くの福祉サービスを実施していますので、利用したい方は埼玉県社会福祉協議会の権利擁護センターや地域包括支援センターの窓口に相談すると良いと思います。