あいかわ公園や半原温泉などが代表的な名所です

神奈川県の中央部分からやや北西よりに位置する、愛川町。
厚木市と相模原市に南北から挟まれるように広がっており、同じ愛甲郡に属する清川村と西側で隣接しています。
西側のほぼ半分近くが丹沢山地や半原盆地に含まれており、市街地などは主に東側に集中しています。
古くから養蚕業や宮大工の育成など、独自性の高い産業を持つ町として知られてきました。
20世紀に入ると工業化が徐々に進められ工業団地などが造成されました。
現在は外国から集まった勤労者が多い町になっています。
昭和後期に入ると隣接する厚木市・相模原市のベッドタウンに選ばれるようになり、宅地化が進行しました。
愛川町で有名な旧跡に、三増峠古戦場があります。
戦国時代に、有名な武田信玄と北条氏照・氏邦の間で合戦が行われた場所です。
寺社仏閣の数は多く、八菅神社や中津八坂神社、半原神社三増諏訪神社といった神社では今でも例大祭のときはかなりの住民が集まります。
宮ヶ瀬湖のすぐそばにある県立あいかわ公園は、ツツジの名所としてすっかり有名になりました。
毎年4月末になると、つつじまつりが開催されており老若男女を問わずたくさんの見物客を動員しています。
園内には多種多様な設備がつくられており、特に催しがない時期でも居心地良くお過ごしいただけます。
愛川町は現在、温泉の開発を予定中です。
現時点でお気軽にご入浴いただける場所に、半原温泉があります。
その近所では川魚やイノシシの肉を用いた料理などをお楽しみいただけます。
愛川町には鉄道が通っていません。
人口が多い地域の町民は相模原市内にあるJR相模線の下溝駅・原当麻駅をよく使用しています。
路線バスに関しては、神奈川中央交通グループが運行するサービスをご利用可能です。
そのほか町営のコミュニティバスもご利用できます。
幹線道路については、国道412号線や県道54号線・63号線・65号線などがよく使用されています。
愛川町の人口は、昭和後期にかなりの勢いで成長していました。
平成初期に入ったころがピークで、その後は減少に転じています。
2023年には人口3万9,601人となっています。
同年の高齢化率は31.1%という全国平均値とほぼ変わらないデータが公表されています。
今から愛川町で介護施設をお探しになる場合は、特別養護老人ホームがおそらく見つかりやすいでしょう。
また、グループホーム・介護老人保健施設なども整っています。