大磯ロングビーチはあまりにも有名。海を眺めての老人ホームでの暮らしも楽しい

大磯町は神奈川県の南方からやや西にある、相模湾に面した町です。
二宮町と共に中郡を構成しています。
昔から避暑や避寒地として有名な別荘地で、吉田茂といった政治家などの別荘もありました。
今でも吉田元首相の別荘の一部は県立大磯城山公園「旧吉田茂邸地区」として残されており、日本庭園などがゆっくり見られるようになっています。
大磯町は避暑地としての優雅さのある場所ですから、介護付き有料老人ホームなども高級ホテルのように豪華な施設が多いようです。
料金も高めで、入居時の費用が0~3000万円、月額利用料は16~60万円程です。
その代わり介護サービスも内容が充実しており、毎日のレクリエーションから人工透析などの看護的サービスまでさまざまなサポートを行っています。
食事も素晴らしく、刺身やサラダバーなど、他にはない多彩なメニューが楽しめる老人ホームもあります。
大磯町には介護付き有料老人ホーム以外にも、ケアハウスやグループホームなどもありますので、自分の病状などに合った介護施設を選ぶと良いでしょう。
グループホームでしたら入居時の費用0円、毎月の基本利用料も10万円前後といった金額で、料金的にも入居しやすいと思います。
しかし、グループホームは認知症専門の老人ホームですので、「医師の診断書が必要」といった入居条件があります。
一度見学に行って、条件の詳細や入居までの流れなどを説明してもらうと良いでしょう
大磯町は2023年には人口3万2,265人、高齢者数1万1,118人、高齢化率34.5%と全国的に見ても高齢化が進んでいる地域です。
町は更なる高齢化に備え、介護保険サービス以外にも、「配食見守りサービス」や「訪問理美容サービス助成」などの介護保険外サービスを推進しています。
特に配食見守りサービスを利用すれば、一食500円で食事を届けてもらえ、安否確認までしてもらえますので、「一人暮らしで近くに家族もいない」という高齢者の方に人気のようです。
交通アクセスは電車とバスがあり、JR東日本の「東海道本線」が大磯駅に止まります。
そして町内には「神奈川中央交通」の一般路線バスが走っており、隣接する二宮町などと大磯町を結んでいます。
観光地としての整備も進んでいるため、バリアフリー化したエリアも増え、車イスでも行けるスポットが多くあります。
観光地としても障がいを持つ方や足腰の弱った高齢者にお勧めのエリアなのです。
大磯町の介護施設に入居して、外出イベントで海を楽しんだりするのも素敵な余生だと思います。
一度見学予約をして、施設に足を運んでみて頂きたいです。