アクセス良好で住みやすい土地柄から人気のあるエリア
小田原市は神奈川県にある都市で、あの有名な関東一円を支配した北条氏の小田原城のある地域。
秀吉の全国統一まで難攻不落の城とされてきました。
古くから城下町として栄え、今でも街中に史跡の残る土地です。
箱根湯本に近いことから、休日にはたくさんの観光客が訪れる大変にぎわいのある街。
古くからの文化を残した街ということで高齢者からの人気も高く、定年退職後に近隣より移り住む方も多いようです。
駅前は大型商業施設や観光客向けの店舗が目立ちますが、少し離れれば住宅街。
静かな地域で住環境が抜群なだけでなく、自然も豊か。
街の中に大きな緑に囲まれた公園があるなど、自然との調和が取られた街づくりをしています。
小田原市の魅力は歴史や文化だけでなく、アクセスの良さも。
JR線と小田急線の2線が走り、東海道新幹線も停車。
小田急電鉄のロマンスカーを使えば新宿駅より70分、早さを重視して新幹線を利用すれば東京駅35分。
乗り換えなしで移動できることから、都内への通勤者も多い地域です。
車を所持している世帯が多い一方で、観光客も多いことからバスも発達。
頻繁に運行しているので、高齢者であっても移動手段で困ることはないでしょう。
そんな小田原市の人口は2023年時点で18万7,880人となっています。
64歳以上は5万7,392人、高齢化率は30.5%と全国平均と比較するとやや高い数値となっています。
高齢者に人気のある地域といった観点からも想定よりも速いスピードで増えていくことも予想されます。
そのことから、高齢者向けサービスも充実。
介護予防を楽しく行う高齢者体操教室が開催され、生きがいの一つとなっているようです。
ほかにもいきいき健康事業を積極的に行っており、閉じこもり予防や転落予防などを積極的に行っています。
身体に関する勉強会も随時開催。
福祉面では細やかなサービスが期待できるでしょう。
小田原市の有料老人ホームは近隣地域と比較すると少々費用が高くなる傾向が。
アクセス良好で住みやすい土地柄から人気のある土地ですから、多少の出費はやむを得ない…といったところでしょうか。
だからといって東京都内や神奈川の一等地よりは負担が少なく、もちろん初期入居費用0円の施設もあります。
月額も15万円程度で手厚いケアを期待できるホームが多数。
全体的に中規模のホームが多く、設備もしっかり整っているので高齢者にとって安心の施設ばかり。
大手企業が運営しているホームもあるので、予算に多少余裕があれば十分に比較検討できるしょう。