体力増進のための運動教室など高齢者のための支援が充実

西東京市は、東京都の多摩地域東部に位置し、2001年、田無市と保谷市の合併により誕生。
21世紀最初の新設合併による都市です。
現在、東京都23区への通勤率が約43%というベッドタウンでもあり、地形的には武蔵野台地のほぼ中央、地層は有名な関東ローム層です。
市内には石神井川、白子川などが流れ、東は練馬区と隣接しています。
交通アクセスとしてはJR西武池袋線、西武新宿線が運行中。
路線バスは西武バスや西東京市コミュニティバス「はなバス」などが走っています。
西東京市の高齢者人口の推移を見てみますと、2023年には人口20万5,876人に対し高齢者数は4万9,855人、高齢化率は24.2%となっています
これらの数値により、西東京市の高齢化が徐々に進んでいるのが分かります。
高齢化社会に対応するために「いつまでもいきいきと安心して暮らせるまち西東京市」をスローガンにして、高齢者支援をしています。
老人憩いの家「おあしす」を作り、体力増進のための運動教室などを開催。
また、レクリエーションを含めた交流の場を提供し、市内在住で60歳以上なら無料で利用できるようにしています。
また「ささえあいネットワーク」という連絡網を整備し、高齢者だけの世帯の緊急対応をしています。
その他にも西東京市権利擁護センター「あんしん西東京」を設立し、認知症の方の権利を守るなど、非常に多彩なサービスを展開しています。
区役所などに行くと詳しく教えてもらえますので、積極的にサービスを利用していきましょう。
特別養護老人ホームなどの公的介護施設なら料金も安いのですが、どの特養も数十人から数百人待ちなので、即入居は難しい状況です。
それに対し、有料老人ホームなら即入居が可能な所もありますので、急に介護度が上がった…などの理由で早急な入居が必要な場合は介護付き有料老人ホームが良いと思います。
市内の有料老人ホームは入居時の費用が0円から数千万円と、料金に幅があります。
高額な老人ホームも多いですが、そういった所は寝たきり状態でも利用でき、終身利用も可能です。
逆に、最近は入居一時金も無く、月額利用料も25万円程度という比較的低料金の老人ホームもありますので、いろいろ比較検討してみると良いでしょう。
グループホームも西東京市のさまざまな地域にあります。
グループホームの魅力は何といっても料金の安さで、入居時の費用も月額利用料も15万円未満という場合もあります。
認知症の方はグループホームも視野に入れて、入居先を探すことをおすすめします。