新規の老人ホーム建設計画が進行中!

横浜市の北東端に位置し、川崎市や東京湾に接する鶴見区。
人口が市内でも多い区域で、人の流入が特に活発に続いているエリアです。
鶴見駅の周囲の発展は目覚ましいため、横浜における「副都心」と位置づけられたこともあります。
また、沿岸部分は他の区域と同様に埋立てが進んでおり、さまざまな開発が絶えず行われています。
しかし区内北西部にはまだ緑地が多めに保存されており、区民共有の憩いのスペースとなっています。
鶴見区では交通インフラの完成度はとても高いです。
東京方面と横浜中心部や神奈川県南部を結ぶ東海道本線をはじめ、京浜東北線・京急本線・鶴見線・南武線と、毎日おおぜいの乗客を運ぶ鉄道が走り抜けています。
車両の通行もスムーズに行われており、首都高速道路の湾岸線や横羽線ほか、多数の幹線道路が通っています。
バスに乗りたいときは、東急バスや市営バス、そして川崎鶴見臨港バスを利用可能です。
横浜市内では毎年大量に、移住者が発生しています。
つまり人口は現在もけっこうな規模で増え続けています。
鶴見区は交通上の要所にあるため、市全体の伸び方に呼応するかのように伸びていますが、そのペースはこの数年ではっきりとした低下傾向を見せるようになりました。
区内の高齢化率は、「市内では、かなり進み方が遅い」ことが、以前から指摘されていましたが、2023年には21.6%いまだ低い水準を保っています。
これは市内でも好ましい数字となっており、できる限りこの水準を維持することが当面の課題となりそうです。
2014年内の、区内の要介護認定者が10000名を超えていることや、特別養護老人ホームの利用者が月平均で800名近くに達していることを含めて考えると、やはり対策を打つ手を緩めることはできないと考えざるを得ません。
鶴見区の老人ホーム・高齢者専用住宅は、人口の多さや面積の広さを基準にするとまだじゅうぶんではありませんが、今いくつもの新規建設計画が進行中のため、近い将来はだいぶ選択肢が増えることになりそうです。
グループホームなどを除くと、平均して大型の施設が多く、ゆったりとした生活を望める点は評価に値します。
また価格帯には幅が広い施設がほとんどです。
予算に応じて見学の際に相談を申し込めるという余地があるわけです。