市の取り組みのおかげで外出の機会が増えた高齢者も!

羽生市は、埼玉県の北東部にある都市。
利根川を挟んで群馬県と隣接する立地で、茨城県や栃木県とも近い場所にあります。
「宝蔵寺沼」の稀少植物「ムジナモ」が有名。
特産品としては「青縞」という伝統的な藍染物が昔から生産されており、今でも衣料が主な産業の一つです。
観光やマスコットである「ゆるキャラ」にも力を入れており「ゆるキャラサミット」などのイベントも誘致していますので、毎年楽しい催し物を開催されています。
また、桜祭りや藤祭り、コスモスフェスティバルといった四季の花を堪能できるイベントも。
交通アクセスとしては、羽生市役所や市民プラザ、羽生中央公園などの公共施設には、羽生市を巡る「羽生市福祉バス」で向かえます。
「須影岩瀬ルート」や「手子林三田ヶ谷ルート」などがあり、どのルートも羽生市の中心的駅である羽生駅にとまりますので、駅からは多方面に行けるので便利です。
バス以外にも東武鉄道「伊勢崎線」や秩父鉄道「秩父本線」が市内を通っています。
このように羽生市は伝統産業もあり、楽しいイベントもある都市なのですが、高齢化率は20%を超えています。
2023年の調査では総人口が5万3,951人、その内高齢者数が1万6,542人、高齢化率は30.7%でした。
もうすぐ「3人に1人は高齢者」という時代がやってきます。
そのため、羽生市は高齢者福祉サービスの中でも介護予防に力を入れ、介護社会の到来を未然に防ごうとしています。
介護予防事業の中でも人気が高いのが「コバトンお達者倶楽部」というサービスです。
これは高齢者の閉じこもり防止と健康作りを兼ねて、定期的なお出かけを推進する事業です。
これは登録店で買い物をするとスタンプがもらえ、一定量貯まると特典がもらえるというサービス。
高齢者にも分かりやすく使いやすいサービスな為、外出機会が増えた高齢者もいるようです。
他にも運動や栄養等を気軽に学べる「元気アップ教室」など、さまざまな高齢者福祉サービスを行っていますので、興味がある方は、各エリアの地域包括支援センターか、市町村役場にご相談下さい。
訪問リハビリなどの介護保険サービスに関しては市民福祉部の高齢介護課が統括していますので、そちらに聞いた方が早いでしょう。
そして、羽生市には特別養護老人ホームなどの介護施設があります。
都心程料金も高くないので、入居しやすいと思います。
サービス付き高齢者住宅も入居時の費用、月額利用料ともに20万円未満です。
他市からの入居も可能ですから、一度見学に行ってみることをおすすめしたいです。