宅地開発が進むエリアには、様々な種類の介護施設が登場
利用者はこの四半世紀を通して順調に増えています。開業した都市の記録では、1日平均の乗降客数は1000名弱にとどまりましたが、2011年には4000名を突破するまでに増加しています。
周辺は、県が主導する区画整理計画で建造された住宅地でいっぱいです。それらの住民たちにとって、この駅はなくてはならない移動手段を提供しています。駅の東側にある町制記念公園には、町外に広く知れ渡っている美しい「バラ園」があります。高齢者が散策する場所としても非常に適しています。
現時点ではまだ実現に向けて動き出してはいないものの、埼玉県警運転免許センターをはじめいくつかの地点まで路線を延ばす計画があり、将来は移動できる範囲がさらに広がる可能性があります。
現在この駅に降り立ってから移動する場合は、タクシーやバスを使うことになるでしょう。路線バスについては協同観光バスと東武バスウエストが管理する路線があります。なおニューシャトルの発着駅は大宮ですから、もちろんそこまで行けばあとは乗り換えする路線に困ることはありません。新幹線にすら簡単に乗車可能になります。ちなみに大宮からこの駅に戻ってきたい場合は、深夜バスを使うこともできます(一方通行ですが)。
内宿駅がある場所は北足立郡伊奈町ですが、この駅を中心に老人ホームや高齢者専用住宅を調べる場合は、いろいろな自治体にまたがりながら探すことになるでしょう。たとえばさいたま市北部や上尾市・北本市などが入ってくる可能性もあります。範囲が広大になることもあって、施設の種類は本当に多く、介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・高齢者住宅……と、特にどの施設が多いということはなさそうです。
サービス付き高齢者向け住宅についてはデイサービスを併設しているところが増えていますから、本格的な入居の前に利用することも悪くないでしょう。予算に限度がある場合は、月額使用料が10万円前後で交渉できる施設が少なくないエリアですから、条件に合致する施設を探しやすいかもしれません。