住宅地の間に手ごろな介護施設が今顔を出しています
駅に降り立つと、平坦な住宅地があたり一帯を支配していることがひと目でわかります。古くから残る住宅が多く、高齢者にとっては懐かしさを見いだせる景色がいっぱいです。買い物などをしたいときはある程度離れたところまで移動する必要はありますが、車両の通行についてはエリア全体で快適に実行できるような配慮がとられています。
三俣駅は上毛線の管内では発着駅に近く、2区間しか離れていません。中央前橋駅までひとたび出てしまえば、そこからはJRの両毛線に乗り換えできます。県外の各地に出かける場合にたいへんに便利なはず。
それ以外の乗り換え場所を探すとなると少し苦労してしまいますが、終着駅方面に近づくとだいぶ有利になります。赤城駅まで行けば東武鉄道の桐生線に乗り換えできますし、終着駅の西桐生駅まで行くと、ここでも両毛線への乗り換えが可能です。そして赤城駅と西桐生駅、および桐生球場前駅の3駅では、わたらせ渓谷線への乗り換えができます。
三俣駅の近辺は、実は介護施設を目下探しやすい傾向にあります。駅の近くでの土地の確保に苦労するというパターンは、介護業界ではよくある光景なのですが、幸運なことにこの三俣駅の周囲については例外的にあてはまらないようです。駅から数百メートルの距離にある施設が随時入居者を募集していますから、興味を持てるなら一目散に見学に出かけたほうが正解でしょう。
施設のタイプについては、住宅型有料老人ホームが比較的多い模様ですが、介護付き有料老人ホームやグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅などを目にする機会も増えています。料金設定に関してはバラバラのため、決まった傾向などはありません。安い施設の場合なら月額使用料と入居一時金を合算しても20~30万円以内というケースがありますから、予算に限界がある場合ならこういった施設を探したほうがよいでしょう。
高額な施設については、初期費用が数十万~100万円程度の金額が必要になることがあります。しかし数百万円、あるいは1000万円クラスの費用が必要となる施設は三俣駅の近場ではまず見かけることがありません。