静かな住宅地の近くに、手ごろな施設が今ちょうど増えています
駅の近くを見渡すといちばん目に入る頻度が高いのは、静かな住宅地や昔から残る商店街などでしょう。安らぎに満ちた生活様式を求める高齢者にはうってつけの土地柄といえます。少し離れるだけでのどかな田園風景が目に飛び込んでくることも、そのメリットを後押ししてくれます。
バスの路線があまり多くないことは多少残念ですが、国際興業バスと市営のコミュニティバスが参加しているため便利さは確かなもの。そして近くを走る道路に県道2号線・5号線・398号線と運転が楽な道路がありますから、タクシーやマイカーでの外出は決してやりづらいものにならないはずです。
東武野田線は埼玉と千葉をつなぐという大きな役目を引き受けてきた路線です。両県の移動に関してはとても楽々と実現できることでしょう。乗り換えできる駅としては、東武伊勢崎線と接続する春日部駅や、JRの常磐線に接続する柏駅、また京成線や新京成線などに接続する新鎌ヶ谷駅などがあります。それに大和田駅の場合は発着駅の大宮駅にとても近い位置にあります。大宮駅まで出向けば、東京方面をはじめあらゆる方角に行くときに好都合となります。
大和田駅の利用率は、世紀の変わり目の前後からゆっくりとダウンしていました。しかし2000年代半ばから立ち直りを見せ、2010年代に入ると久しぶりに1日あたりの乗降客数が20000人に近づきつつあります。
現在の大和田駅の近辺では、介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の進出が目立ちます。特別養護老人ホームや老人保健施設のような公営の施設に入れるチャンスがない場合は、これらの施設の利用を検討したほうがおそらく時間が無駄にならないでしょう。
肝心の料金システムについてですが、「一様に、高額な施設で埋め尽くされている」なんてことはありません。建物などが一見豪華で高くつきそうでも、ショックなほど安いコストで入れるところまで姿を現しています。このような事実を踏まえるなら、なるべく見学する回数・戸数を増やすことが賢明な施設の選定方法となりそうです。