桜の名所に近い駅。春が来るたびに桜を愛でる楽しみを持てます

「日本のさくら名所100選」に選ばれているこの公園のほか、駅の近隣には野田市総合公園やつつじ公園が設けられています。散策を楽しむ場所に苦労することはまずないでしょう。旧花野家住宅や野田貝塚のような史蹟もしっかりと保存されている点も、この地域の大きな特色です。
清水公園駅の周囲には、民間のバス会社が関与している路線は現在通行していません。しかし駅の西口に市営のコミュニティバスが発着するため、駅に降りてからの行動に不自由することはありません。
清水公園駅は、東武野田線の管内にある駅。現在の駅の総数は35ですが、清水公園駅は15番目と、ほぼ真ん中に接近しています。埼玉県内にも船橋方面にも向かいやすい点は大きな強みでしょう。
埼玉方面については、乗り換え場所は、少し先にある春日部駅と発着駅である大宮駅だけですが、船橋方面の場合なら乗り換え場所はもう少し多くなります。流山おおたかの森駅・柏駅・新鎌ヶ谷駅、そして終着駅である船橋駅と、県内各地を目指す路線を手堅く利用できます。
清水公園駅の利用率は、今世紀に入ってからほとんど変化がありませんでした。しかし周辺の宅地開発の影響が強くなった2010年前後から状況が変わります。1日平均の乗降客数は、2000年代は一貫して3000人台でしたが、2012年からは4000人台に増えています。駅舎の改修事業も現在進んでおり、近い将来は増え続ける乗客にとって、今よりも使いやすい駅に変わることが期待されています。
清水公園駅の近辺で介護施設を探すときは、駅から1~4キロくらい離れたエリアを重点的に探したほうが、おそらく時間や労力を無駄にしなくて済むはずです(駅から徒歩でほんの2~3分、といった立地条件にはこだわらないほうがよいわけです)。駅からある程度離れていると、敷地面積も広くなる傾向があります。
サービス付き高齢者向け住宅やグループホームのようなタイプが見つかる機会も、住宅型有料老人ホームのようなタイプが見つかる機会もありますが、前者のタイプについてはほとんどの場合入居コストが安く上がる可能性が高いです。