海水浴場や公園、寺社仏閣が目立つ土地柄です

このほかの名所を探すなら、なんといっても須磨浦公園でしょう。この公園は、源平合戦の舞台となった伝承に満ちており、いろいろな史跡が残されています。桜が大量に植栽されているため、春になると美しい花を愛でるという風雅な楽しみを持てます。このほかにも綱敷天満宮や現光寺、内裏公園といった寺社仏閣や公園がいくつもあるエリアです。
須磨駅の前には、すごく広いわけではありませんがタクシー乗り場とバス乗り場の両方が存在します。タクシーに関しては、最大で6人の常用が可能なタイプを利用するチャンスがある地域となっています。
須磨駅は、JRの神戸線に所属しています。主な乗り換え場所は、上り方面に集中しています。3区間先にある新長田駅(この駅は山陽新幹線のほか、神戸市営地下鉄の西神・山手線や海岸線への乗り継ぎができる場所です)から先は、5駅連続で接続している路線を持つ駅が登場します。
下り方面については、最大の乗り換え場所はおそらく終着駅である姫路駅でしょう。この駅では山陽新幹線のほか山陽本線に、そして播但線や姫新線と接続しています。ちなみに、姫路方面ないし神戸市内方面に用事があるときは、山陽須磨駅から山陽本線に乗車して出かけるという手もあります。
須磨駅の利用率は、10数年前からあまり変化らしい変化が起こっていません。1日平均の乗客数は、今世紀に入ってからずっと12000人台のままです。安定したニーズを確立できていることは間違いないでしょう。
須磨駅は海岸に近いという特殊なロケーションを持っている駅で、介護施設を探すときはある程度ターゲットとなる地区が限られます。もっとも、駅から近距離圏内で施設を探すことは簡単ではありません。施設数が増えるのは実は、駅から3キロくらい離れてからです。
したがって、3~5キロ圏内で施設探しをしたほうが、気に入った施設に出会える確率は高まるでしょう。1キロ圏内や2キロ圏内にある施設は、少数である上に人気が集中するため倍率は年間を通じて高いようです。施設のタイプについては、サービス付き高齢者向け住宅と介護付き有料老人ホーム、あとはケアハウスが見つかりやすいでしょうか。