完成度の高いベッドタウン。緑が多い場所が目立ちます

兵庫県の中南部に位置する、加西市。
西側で隣接する姫路市をはじめ、かなり多くの自治体に囲まれている都市です。
播磨平野の真ん中にある都市で、中央部分をはじめかなり低地が多いのが地形上の最大の特徴でしょう。
このため、昭和に入ると人や企業などの流入が顕著になりました。
北部は中国山地に連なることから山や高地がやや目立ちます。
加西市の歴史は古く、宿場町として発展した地域が少なくありません。
かつての西国街道沿いに移動していただくと、古い街並みを手厚く保存している地区を何回もご覧いただけます。
寺社仏閣もたくさん残っています。
一乗寺は、飛鳥時代に創建されたと伝えられており国宝の三重塔を持つことで有名です。
境内は緑豊かで、桜や紅葉を満喫していただくことが可能です。
西国三十三所の第26番に指定されています。
酒見寺は、播磨西国三十三箇所と新西国三十三箇所の両方に選ばれている著名な寺院。
境内にたくさんの建物があるため見飽きることはありません。
護摩堂には、歴代の天皇や江戸幕府の将軍の位牌が祀られています。
県立フラワーセンターは、規模の大きな植物園です。
桜やアジサイ、ツツジなどが植えられている区画があるほか、温室や花壇などをたっぷりとご覧いただける点が大人気。
飲食施設や展望台などがあるため、長時間快適にお過ごしいただくことが可能です。
丸山総合公園は、ギネスブックに登録されている世界一巨大な地球儀時計が展示されていることで有名です。
加西市で列車を用いたお出かけの予定をお立てになるときは、北条鉄道の北条線をご利用できます。
路線バスについては、神姫バスや加西親栄自動車が運行するサービスのご利用が可能です。
また、市営のコミュニティバスをお使いになれる機会もあります。
幹線道路に関しては、中国自動車道や山陽自動車道にお乗り入れできる中継地点が市内にたくさんつくられています。
加西市の人口は、昭和末期から平成初期にかけてピークを迎えました。
その後は徐々に減少傾向が目立つようになりました。
2023年には人口4万2,265人となっています。
高齢化率に関しては同年に34.3%を記録しました。
現在の加西市で介護施設をお探しになるなら、見つかりやすいのは特別養護老人ホームと介護老人保健施設でしょう。
その次にグループホームや介護療養型医療施設、さらにケアハウスという順序です。
ご決定の前に、焦らずによくご見学を重ねていただくことが大切です。