パノラマ
阪神側の西宮駅に負けず劣らず便利な地域です
2014年に、なんと創設から140年目を迎えた西宮駅。古来、宿場町や港町として繁栄してきた地域だったため、明治維新から数年で鉄道を敷こうという流れが生まれたということです。長い間「西ノ宮駅」という名前で親しまれてきましたが、2007年に現在の名前に生まれ変わっています。駅を1歩出るとわかるのは、現在のこの駅が大型の商業施設などに取り囲まれているということ。歩きはじめるとすぐに一般的な市街地に突入しますが、集合住宅や団地などが立ち並ぶ光景をよく目にする点も、このエリアの特徴でしょう。商業店舗は種類を問わずかなり多いですが、あちこちに散らばっている印象がやや強いです。
西宮駅は、国道2号線および43号線の近くにある駅です。路線バスについては、現在は駅のロータリーが巨大化したためすべてこの中でつかまえられます。阪急バスと阪神バスが、たくさんの路線を管理しています。
西宮駅は、JRの神戸線の管内にある駅です。快速列車は停車するものの、新快速は通過します。新快速に乗り換えたいなら、2区間離れた芦屋駅ないし3区間離れた尼崎駅で降りて待つ必要があるでしょう。ちなみに尼崎駅は、東西線や福知山線への乗り継ぎ場所という一面を持っています。
そして尼崎駅から2区間進むと、発着駅である大阪駅にたどり着きます。大阪駅は、京都線や大阪環状線、東西線への乗り換え場所として有名です。JR以外なら、阪急の京都本線・神戸本線・宝塚本線に、また大阪市営地下鉄の御堂筋線・谷町線・四つ橋線や阪神本線とも接続しています。
西宮駅の利用率は、今世紀のはじめは上がっていました。1日あたりの乗客数は、2003年に18000人を超え、その3年後に20000人台に到達しました。しかしその後は横ばい気味に転じ、若干の減少傾向も見られます（2009年以後は、連続して20000人以下を記録しています）。
西宮駅の近くで介護施設に入居するなら、いちばん顕著なメリットは、おそらくあまり駅から遠ざかる必要がない点でしょう。駅から1キロを軽く超えた程度の範囲で探しても、入居先の候補を簡単にいくつも発見できると思われます。
もちろん、人数に余裕ができても定員にすぐに達してしまうところはけっこうありますが、幸運な場合なら徒歩10分くらいの場所に終の棲家を構えることができるでしょう。いちばん多く見つかるのはグループホームですが、住宅型有料老人ホームも近年は増加が目覚ましいですし、入居者からの感想も総じて好意的ですからおすすめできます。
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