美しい山や高原に恵まれている点がいちばんの特徴

兵庫県のほぼ中央部分に位置する、神河町。
西側で姫路市・穴栗市と隣接しているほか、北側で朝来市と接しています。
同じ神崎郡に属する市川町とは南端で接しています。
東側で隣り合っているのは、多可郡の多可町です。
2005年に、旧神崎町・大河内町が統合されて発足した新しい自治体です。
町内は、中南部を除くと山地や高地で占められているのが特徴。
その中には、千ヶ峰や笠形山のような存在感が強い名山も含まれています。
どちらの山も現在は、笠形山千ヶ峰県立自然公園の管理下にあります。
登山客の間で人気が高い山で、眺めのよい場所がたくさんあります。
また、美しい滝が多い点も大きな特長でしょう。
峰山高原や砥峰高原は、雪彦峰山県立自然公園の中に位置する風光明媚な観光資源です。
避暑地として古くから近隣の住民に親しまれてきました。
昨今は一流の宿泊施設・展望施設などが建てられているため、快適にお過ごしいただけるようになっています。
また砥峰高原はススキがたくさん生えていることから、秋になるとススキまつりが開催されます。
町内で由緒正しい寺社仏閣を探すとしたら、徹心寺や法楽寺が候補となるでしょう。
徹心寺は、県の文化財に指定されている本堂や山門で有名です。
それから、旧福本藩の統治を行ってきた池田家の墓所のご見学が可能です。
法楽寺は、播磨西国三十三箇所に選ばれている旧跡。
この寺の場合も、本堂や社殿が県の指定の文化財となっており一見の価値があります。
神河町で列車によるお出かけをお望みの場合は、JRの播但線のご利用がおすすめです。
現在、町内に駅は3ヵ所見つかります。
路線バスに関しては、神姫バスグループのサービスをご利用可能です。
幹線道路については、播但連絡道路にお乗り入れできる中継地点が2ヵ所設置されています。
そのほか国道312号線や県道8号線・39号線あたりが、町民の間でよく使用されている車道です。
神河町の人口は、昭和後期に入ると大きな変化が見られなくなりました。
その後、平成初期を過ぎるとだんだんと減少に転じました。
2023年には人口1万661人となっています。
高齢化率に関しては同年に38.0%というデータが報告されています。
神河町で介護施設へのご入居をお求めでしたら、グループホームがいちばん見つかりやすい状態でしょう。
その次は特別養護老人ホームまたは介護老人保健施設。
民間の施設であれば、サービス付き高齢者向け住宅も増加していてご利用は簡単になっています。