別府駅は夜景が綺麗で交通機関も豊富

加古川市は播磨平野を構成する加古川河口付近に広がっている自然豊かな地域です。
兵庫県南部の播磨灘に立地しており、海岸線に播磨臨海工業地域が形成され、国内有数の鉄鋼工場群が立ち並んでいます。
一方、内陸部では伝統工芸を活かした建具や靴下などの地場産業が盛んであり、「ものづくりの町」としての評価も高いです。
文化遺産も豊かで、例えば市内にある「高御位山(たかみくらやま)」には国宝を多数有する「鶴林寺(かくりんじ)」があり、見晴らしも素晴らしいことから行楽シーズンになると観光客が多く訪れています。
さらに、四季に応じたフルーツを味わえる「みとろフルーツパーク」や「みとろ観光果樹園」なども、参加型の観光資源として人気が高いです。
スポーツ設備や音楽ホールを備えている「ウェルネスパーク」では各種イベントが開催されており、「加古川マラソン」や「加古川ツーデーマーチ」では市外から多くの人が訪れます。
工業地帯が広がっている沿岸部には海について学習できる「海洋文化センター」があり、施設内では展示だけでなく、喫茶店や子供向けのプールなども設置されています。
近くには緑地もあり、夜になると工場群の夜景を眺めることが可能です。
別府駅は加古川市別府町にある山陽電鉄本線の駅。
姫路駅までは約35分、神戸駅までは約45分でアクセスでき、都市部に通勤・通学する人が多く利用しています。
駅前を通っている「県道129号線沿い」には「イトーヨーカドー加古川店」など商業施設が多く立地しており、買い物に便利です。
老人ホームに入居している家族に会いに行く際、必要な日用品なども購入しやすいでしょう。
駅自体は無人駅ですが、通勤・通学に便利であることや大型商業施設があることから、人の流れは多く絶えず賑わっています。
1日の平均乗客数は約4,800人(2018年)で、通勤ラッシュ時における混雑の心配はないでしょう。
市内には「コミュニティかこバス」が運行されているので、公共交通機関を使って市内各所に行くことができます。
駅周辺にはスーパーだけでなく、コンビニやドラッグストアなども多く立地しており、生活上不便を感じることは少ないでしょう。